国際邦人2人、中国人から暴行受け顔に軽傷 飲食店との仲裁に入る 江蘇省2012.11.2 07:26

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邦人2人、中国人から暴行受け顔に軽傷 飲食店との仲裁に入る 江蘇省

2012.11.2 07:26 中国

 【上海=河崎真澄】中国江蘇省太倉市の飲食店で10月26日夜、2人の日本人男性が、店内に居合わせた中国人の男2人から暴行を受けて、顔面に軽傷を負ったことが1日、分かった。

 上海の日本総領事館によると、中国人の男2人が飲食店で店側とトラブルになり、日本人客2人が仲裁に入ったところ、男2人が殴りかかってきた。店側の通報でかけつけた警官が、加害者の男2人の身柄を拘束して取り調べたという。

 暴行があったのは上海市に隣接する工業地帯。日本企業の工場などが集まっている。

 暴行被害にあった日本人のうち1人は駐在員で1人はその友人。2人とも病院で手当てを受けた。日本人を標的にした暴行事件の可能性もあるが、詳細は明らかにされていない。

 5万6千人を超える中国最大の在留邦人を抱える上海と周辺地域では、日本政府による9月の尖閣諸島の国有化決定以降に、路上で突然、ラーメンを頭からかけられるなど日本人が中国人に暴行を受けるケースが多発。先月も上海市内で日本人らが刃物で切りつけられる事件が起きている。

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