[2012年10月31日]

印刷用ページを表示する

ブックマークするこの記事をTwitterでつぶやく

日本人も20歳前から喫煙を続けると寿命が10年短縮

放射線影響研究所・坂田律氏らよる研究結果がBMJに掲載

 今年(2012年)10月28日は,喫煙の害を世界に先駆けて示した英国の疫学者Richard Doll氏の生誕100周年に当たり,たばこに関する最新報告が海外の医学ジャーナルをにぎわせている。BMJ2012; 345: e7093)には10月25日,放射線影響研究所の坂田律氏らよる研究結果が掲載された。これまで日本人における寿命への影響は数年で,欧米人より少ないという見方があったが,出生年がより新しい世代では喫煙本数が増え,喫煙開始年齢が低下。20歳までに喫煙を始めて禁煙しなかった場合,平均寿命が男性で8年,女性で10年短縮していたことを明らかにしている。

…この続きを読むには,MT Proにログインまたはご登録ください

MT Proは医師・医療関係者さま向けの会員制ポータルサイトです。一度ご登録いただければ,MT Proの独自取材記事,本邦最大の医学専門紙 Medical Tribune の全記事,その他のサービスを,すべて無料でご購読・ご利用いただけます。医師・医療関係者の方は,下記よりログインまたはご登録ください。


TOPページに戻る

前のページに戻る

このページの先頭に戻る