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鹿角クマ牧場、来月まず6頭移送、支援団体の寄付金を活用

 秋田県鹿角市の「秋田八幡平クマ牧場」で女性従業員2人がヒグマに襲われ死亡した事故で、秋田県は30日、廃業した同牧場に残されているクマ27頭のうち、ツキノワグマ全6頭を11月7、8日に北秋田市の「阿仁熊牧場」に移送すると発表した。
 県生活衛生課によると、移送費は支援団体の寄付金を活用する。残るヒグマ21頭については、阿仁熊牧場の施設の改修後、来年冬までに移送したい考え。
 北秋田市は8月、秋田八幡平クマ牧場のクマ全頭の受け入れを表明していた。
 阿仁熊牧場では現在、ツキノワグマ74頭、ヒグマ1頭を飼育している。


2012年10月31日水曜日


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