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'12/11/1

不評のバス停時刻表を統一へ



 広島県は31日、バスや鉄道などの公共交通を使いやすくするための検討会を県庁で開いた。バス会社ごとに掲示されているバス停の時刻表を統一するなど14の改善案を承認。県と各交通機関などが連携し、本年度後半から来年度にかけ実現を目指す。

 バスや鉄道、航空会社、市町から19人が出席。同じ行き先なのに会社別の掲示で「見にくい」との声があるバス停の時刻表について、県は統一を提案。

 さらに、民間の乗り換え検索サイト「NAVITIME」に、走行中のバスの現在地を表示するシステムを導入するよう求めた。いずれも来年度からの実現を目指し、県とバス協会、バス会社、サイトの運営会社が今後、費用の負担割合やスケジュールを協議する。

 このほか、乗り換え検索サイトへのバス停の地図表示▽乗り換えの待ち時間が長いバス停や駅でのダイヤ調整▽バス、鉄道、空港、港をまとめた案内表示―など、12の改善案も了承された。

【写真説明】行き先が同じでも、バス会社ごとに張られているバス停の時刻表




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