大阪市は1日、市の震災がれき受け入れに抗議する市民が市役所前に設置しているテントが増えるのを防ぐため、市役所の周囲計約100メートルにわたりバリケードを設置した。
市役所前の市道には10月中旬から、震災がれきの受け入れなどに抗議する市民が十数個のテントを設置し、橋下徹市長への抗議活動をしている。
市が再三撤去を要請しているが応じないため、この日は約100人の職員が出て高さ約80センチの金属製のバリケードを設置した。今後も撤去に応じなければ行政代執行も検討するとしている。
テントで生活している男性(37)は「市長が、がれきの試験焼却をあきらめるまでは抗議を続ける」と話した。