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【芸能・社会】

長山洋子 30周年コンサートで 20年ぶりヴィーナス“解禁”

2012年11月1日 紙面から

 歌手の長山洋子(44)が31日、東京・浅草公会堂で、デビュー30周年記念コンサートを開催。1984年にアイドル歌手としてデビューし、93年に演歌歌手に転身。この日は特注のドレスに着替え、アイドル時代の名曲「ヴィーナス」をファンの前で20年ぶりに歌った。

 さらに松田聖子の「青い珊瑚礁」、中森明菜の「少女A」、小泉今日子の「なんてったってアイドル」など同世代アイドルの名曲も初披露。

 9歳から始めた津軽三味線のルーツである門付けをテーマにした芝居、「じょんがら女節」の演奏なども盛り込んだ、まさに30年間の集大成となるステージ。この日発売の新曲「ほっとしてください」など全15曲のステージを約1000人のファンが楽しんだ。

 長山は「ドレスはどうしても落ち着かない。着物のほうが着心地がよかった」と苦笑しつつも、「思った以上に喜んでいただけたのでホッとしました。アイドル時代の曲は封印してきましたが、これからは機会とリクエストがあれば披露させていただきます」とうれしそうに話した。2歳2カ月になる長女の話題にも触れ、「三味線に興味があって空弾きしてます。AKBも歌いますよ。歌手の素質? あると思います」とデレデレになっていた。

 

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