平成24年度日本語教育能力検定試験解答速報/試験 III

問題1
問1 問2 問3 問4
問題2
問1 問2 問3 問4 問5 問6

問題3
問1 問2 問3 問4 問5
問題4
問1 問2 問3 問4 問5

問題5
問1 問2 問3 問4 問5
問題6
問1 問2 問3 問4 問5

問題7
問1 問2 問3 問4 問5
問題8
問1 問2 問3 問4 問5

問題9
問1 問2 問3 問4 問5
問題10
問1 問2 問3 問4 問5

問題11
問1 問2 問3 問4 問5
問題12
問1 問2 問3 問4 問5

問題13
問1 問2 問3 問4 問5
問題14
問1 問2 問3 問4 問5

問題15
問1 問2 問3 問4 問5
問題16
問1 問2 問3 問4 問5

問題17(解答例)
 「好きくない」という表現は、特定の状況に限って使用されるという方針で扱う。
 規範的な表現は「好きではない」または「好きじゃない」で、「好きくない」はナ形容詞である「好き」をイ形容詞の活用にあてはめている非規範的な表現だと説明できる。一方、実際の日本人のカジュアルな会話やメールで、この表現を見聞きすることがある。これは、あえて非規範的な表現を使用することによって、目新しさやこなれた感じ、会話参加者にのみ通じる内輪話のような雰囲気を出すことができるからなのだろう。
 しかし、就職や進学の面接で非規範的な表現を使うと、学習者が不まじめである印象を与える恐れがある。また、この表現は書き言葉的でないので、ビジネス文書や学術論文等では使うべきではない。
 このように、授業では、規範的な表現を提示し、非規範的な表現の作られ方およびその使用の可否の条件を説明したい。(378字)
 
 
 

この解答は、速報性に重点を置き、試験当日にアルク日本語編集部が作成したもので、主催者から公表されたものではありません。また、当解答速報の内容に関するお問い合わせは受け付けておりませんので、予めご了承ください。

 


解答速報 トップへ ←前のページへ