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“乾せんはうつりません”訴え
10月29日 21時6分

“乾せんはうつりません”訴え
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薄皮に覆われた赤い発疹が体のさまざまな部分に出る「乾せん」と呼ばれる皮膚病への理解を深めてもらおうと、患者や医師が美容学校を訪れ「人との接触でうつる病気ではないことを理解し、患者と接してほしい」と学生たちに訴えました。

患者たちが訪れたのは東京・品川区の美容学校です。
乾せんは、白い薄皮に覆われた赤い発疹が、頭やひざなど体のさまざまな部分に出る皮膚病で、国内におよそ10万人の患者がいると言われています。
まず医師が、学生を前に人にうつる病気ではないことや、病気が理解されず、美容院に行けない患者もいると説明し、「患者を理解し、快く接してほしい」と訴えました。
患者会によりますと、病気への理解が進まず、銭湯で入浴を断られたり、職場で、人と接する仕事を外されたりした患者がいるということです。
このあと学生たちは、「皮膚を刺激して症状が悪化しないよう、やさしく洗う」などと医師のアドバイスを受けながら、患者の髪の洗い方を学んでいました。
患者の阿高一男さんは、「皮膚を見た人が、自分を遠ざけるなどつらい経験をしてきた。病気を理解してもらえる活動を今後も続けたい」と話していました。
学生の1人は、「来年美容師となるので、学んだことを忘れず、乾せんの患者に対応をしていきたい」と話していました。

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