ロンドン五輪:朴種佑、メダル証明書受領=独島プラカード問題

 2012ロンドン五輪に出場したサッカー韓国代表の朴種佑(パク・チョンウ)=23、釜山アイパーク=が、ロンドン五輪組織委員会から銅メダル証明書を受け取った。

 大韓体育会(KOC)は先月31日「朴種佑を含め、ロンドン五輪に出場した全ての選手とメダリストに、ロンドン五輪組織委員会から参加証明書とメダル証明書が送られてきた」と発表した。この証明書は五輪組織委が一括して送付する一種の確認証のようなもので、英文で朴種佑の名前と共に「男子サッカー銅メダリスト」との文言が記載されている。また、下段には国際五輪委員会(IOC)のジャック・ロゲ委員長とロンドン五輪組織委のセバスチャン・コー委員長のサインが印刷されている。

 KOCの関係者は「これは五輪終了後、IOCとは関係なく組織委から送られている通常の文書で、現在FIFA(国際サッカー連盟)やIOCが検討している内容とは関係ない」「朴種佑にメダルが授与されるかどうかは、FIFAが下す処分の内容と、それに基づくIOCの判断によって決まる」と述べた。FIFAは11月中に賞罰委員会を開催し、朴種佑への処分内容について正式に決定を下す予定だ。

 朴鍾佑はロンドン五輪男子サッカーの3位決定戦(日本戦)で、試合終了後に「独島(日本名:竹島)はわが領土」と書かれたプラカードを掲げ、物議をかもした。

孫章薫(ソン・ジャンフン)記者
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