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【不透明】吹田市長後援企業 入札経ずに工事受注

10/31 20:59

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大阪府吹田市が入札を実施しないまま、井上市長の後援企業に2250万円分の「太陽光パネル設置工事」を、随意契約で発注していたことがわかりました。大阪維新の会の顧問も務める井上市長は、維新を離脱する方針です。

吹田市によりますと問題の工事は、国の「グリーンニューディール基金」を使い、市役所の屋上に太陽光発電パネルを設置するものでした。吹田市内の電気工事会社が2250万円で受注しましたが、市は発注の際、規則で義務づけられた入札をせず、この会社と単独で随意契約を交わしました。この会社は、井上哲也市長の後援企業で、随意契約は市長が自ら決裁していました。さらに井上市長の私設秘書がこの会社の関連企業の役員に就任し、報酬を得ていたことも新たに発覚しました。井上市長は、「私設秘書が利益を強要していたのであれば問題ですが、それがなかったら別に問題じゃないと僕は思っています」と話しています。井上市長は、去年の市長選に大阪維新の会公認で立候補し、初当選。現在は、大阪維新の会の顧問です。府議時代には、選挙区内の神社に10万円の寄付をしていたことが市長当選後に発覚しています。大阪維新の会・橋下代表は、「大変不適切な契約。維新の会の顧問というポジションは、いったん引いてもらう」と話しました。井上市長は、維新を離脱する方針ですが、市議の一部には市長辞任を求める声もあります。一方、工事を受注した会社側は、「市長による口利きは一切ない」と話しています。

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