韓国から入港した「クラブハーモニー」=5日、八代市の八代港
八代港の岸壁で松木喜一会長から花束を受け取るイ・ヒョンシク船長(右)
博多や長崎などに度々寄港していた同船が、市などの誘致活動を知り実現した。八代港には20日、やつしろ全国花火競技大会に合わせ、中国・上海からクルーズ船(7万5千トン、1600人)の入港も予定されている。
この日は岸壁で歓迎セレモニーがあり、八代港港湾振興協議会の松木喜一会長が「初めて海外のクルーズ船が入港した歴史的な日です。歓迎します」とあいさつ。イ・ヒョンシク船長(41)らに花束や記念品を贈呈した。
イ船長は「入港途中に島が多くて景色が素晴らしい。乗客も喜んでもらった。(竹島問題で)客数には影響があるが、来日した後のトラブルは何も心配していない」と話した。乗客は約30人のキャンセルがあったという。
この後、乗客らは熊本市内へ移動し、熊本城や水前寺公園などを観光した。6日は鹿児島港に寄港する。
八代市重点港湾八代港営業隊は「これまでのセールスで、八代港の名前が売れて来ていると受け止めている。上海からの入港も今のところ予定通りだ。さらに誘致活動を進めたい」と話している。(和田毅)
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