7月いっぱいは祇園祭の京都。
その間にもたくさんの行事があり、山と鉾が動く「山鉾巡行」の日と、その前にある宵々山(宵々々山も言いますね)、宵山の夜も大勢の方が京都の中心に集まり、祭りを見守ります。
我が家の粽は「函谷鉾(かんこぼこ)」のもの。
函谷鉾の由来は、中国の故事から。斉の孟嘗君が鶏の声によって函谷関を脱出したというあの話ですね。厄除け粽は次の年まで飾ります。
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手拭いは夫が選びました。
「孟宗山(もうそうやま)」のもの。
こちらも中国の故事に由来しています。
呉の国の孟宗が、病身の母を養うために、雪の中で筍(たけのこ)を掘りあてた姿をあらわした「山」。
孟宗竹もここに因んでいますね。「親孝行」の象徴でもあります。
手拭いの筍のデザインと孟宗山の「孟」の見事な配置。
【余談】夫がこちらを選んだのは、実は。。。LOUIS VUITTONマルチカラー(ブロン)
のようなかわいさも、私が気に入るだろうと思ったからだそうです。
「孟宗山」自体は、このようなカラフルさはないものの、見送(みおくり)=山の後ろに掲げてある懸装品(けそうひん)には、竹内栖鳳による「孟宗竹林図」が見事。
祇園祭「山鉾巡行」は動く芸術、動く美術館。
どの山鉾も素晴らしく、鉾町の方々、京都に住む人々、祇園祭を見に来る世界中の人達によって支えられ、毎年このように京都の夏を彩るのです。
そして。。。
「くじ改め」の奉行役を務める京都市長が今年の祇園祭について、やはり東日本大震災への鎮魂の意味も大きいと話したことも中継されました。鎮魂と、これからの日々に向けて。祈りを捧げる祭りでもあります。
京都に住む人間にとっては毎年の厄除けのお祭りでもありますが、今年は特別な思いがあり、私たち夫婦も祈りをこめて粽を飾っています。
宵山~山鉾巡行を経て、祇園祭まだまだ続きます。
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