桃の節句へ向けて、お雛様登場。
やはり桃色。ピンクにしました。
雛壇。
今では、向かって左が男雛、向かって右が女雛ですね。
京都だと反対です。
京都の都市構造を考えればわかりますが、地図でも明らかなように、右側に左京区、左側に右京区です。これは、かつて天皇が居住していた所(御所)から「天子、南面す」の言葉にあるように、天皇が南を向いた状態で、左側を左京区。右側を右京区としたからなのです。
よって、東の日が昇る方角=向かって右が天皇の位置、日が沈む方角=向かって左が皇后の位置でした。今では、天皇の居住地も東京ですから、向かって左が天皇、向かって右が皇后となりましたね。
ということです。
お雛様は毎年飾るのが楽しみでした。桃の節句を1日でも過ぎて飾っていてはいけませんから、当日までじっくりと眺めて、お祝いをし、その後はいそいそと片付けていましたね。
ついでに、お江戸の殿ご一行(もちろん殿抜き)の女性陣を連れてきてみました。
華やかといえば、華やかですね。