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“児童ポルノ”元准教授に求刑

青森市の短期大学の准教授だった男が、当時１５歳の少女に裸を撮影させメールで写真を送信させたなどとして児童ポルノ禁止法違反の罪に問われている裁判で、検察は「犯行は卑劣で悪質だ」などとして懲役２年６か月を求刑しました。
青森市の短期大学の元准教授で子ども学科長を務めていた鷲岳覚被告（３７）は、去年１２月、防府市の当時１５歳の少女に携帯電話で裸の写真などを撮影させてメールで送信させたほか、３人の少女の裸の画像や動画をＳＤカードに保存したなどとして児童ポルノ禁止法違反の罪に問われています。３１日の裁判で検察は「犯行は卑劣で悪質であり、１８歳未満の女性の裸の画像を入手して優越感を味わいたいという身勝手な動機で、酌量の余地はない」などとして懲役２年６か月を求刑しました。
これに対し弁護側は、「犯行を素直に自供し深く反省している」などとして執行猶予つきの判決を求めました。
最後に意見を求められた被告は「被害者やその家族、職場の人にもお詫び申し上げたいです」と話しました。
判決は来月２１日に言い渡される予定です。

10月31日　22時13分

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