安保理改選、日本は韓国に投票 緊張緩和狙う10月中旬に実施された国連安全保障理事会の非常任理事国改選の際、政府が島根県・竹島の領有権問題で対立する韓国に投票したことが31日、分かった。複数の日韓外交筋が明らかにした。沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中関係の緊張を考慮し、日韓の関係改善を図る必要があると判断した。 ただ日本国内では、歩み寄る姿勢を見せない韓国の姿勢への反発も強く、韓国の安保理入り支持に疑問の声が上がりそうだ。 投票の結果、韓国は豪州など4カ国とともに非常任理事国に選出された。任期は2013年1月から14年末までの2年間。外交筋によると、政府は投票前、韓国側に支持を明確に伝えたという。 【共同通信】
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