自衛隊3軍の運用する航空機各種
戦闘用 | 輸送等用 | 観測/哨戒用 | 練習用 | 早期警戒機 | その他 |
陸上自衛隊 | AH-1S | UH-1J/H | OH-1 | TH480B |
AH-64D | UH-60J | OH-6 |
AS332L | LR-2 |
EC-225LP | LR-1 |
航空自衛隊 | F-15J/DJ | C-1 | RF-4E | T-7 | E-2C | EC-1 |
F-2A/B | C-130H | T-4 | E-767 | YS-11EA/EB |
F-4EJ改 | U-4 | T-400 | KC-767 |
CH-47J | KC-130H |
YS-11P | U-125A |
B747-400 | UH-60J |
海上自衛隊 | MCH-101 | P-3C | TH-135 | MH-53E |
CH-101 | SH-60J | T-5 | UH-60J |
EP-3 | SH-60K | US-1A |
UP-3C/D | US-2 |
OP-3C |
U-36A |
YS-11M |
LC-90 |
TC-90 |
40種類以上あります。
なお自衛隊3軍の中で純粋な攻撃ヘリを運用しているのは陸上自衛隊のみだが海上自衛隊の対潜哨戒ヘリは爆雷と機関銃を搭載しているし近年では航空自衛隊の救難ヘリまでもが住友重機さん製造のミニミ軽機関銃で武装を始めている。自衛隊の任務は幅広いが陸海空それぞれで役割が決まっている。例えば航空自衛隊のヘリが地上の戦車を撃破することはない。航空自衛隊は戦闘ヘリを持っていないので・・・。AH-64Dアパッチはイラク戦争やアフガニスタンでも使用されているのは皆さんもテレビのニュースでおなじみ。また自衛隊のアパッチは「日本独自仕様」のスティンガ空対空ミサイルにより空中目標へのアタックも可能。私たち日本人にとっては頼もしい装備だがいかんせん一機60億~103億円と価格がバカ高く60機の配備予定が結局十数機にとどまったことにより投資したライセンス料や設備費が回収できないとして富士重工業から自衛隊が告訴されてしまったようだ。
自衛隊の新規導入ヘリ
海上自衛隊は新型練習用ヘリコプターとしてユーロコプターEC135T2+(自衛隊名称・TH-135)を採用しました。また、陸上自衛隊ではOH-6Dの後継機として日本ではあまり有名ではない機種エンストローム480B(防衛省の書類上では「エンストロム」)が採用されました。480Bの原型はレシプロ単発の小型ヘリF-28です。最も安い小型タービンヘリとのことです。対してEC135T2+(自衛隊名称・TH-135)は高性能ヘリの代名詞ユーロコプター製品です。EC135T2+は六本木と成田を結ぶ定期便として飛ぶエルメス仕様のヘリの元にもなっています。セレブ用ヘリとして御用達のヘリを海自は練習機として採用したのです。
さらにUH-1Jの後継機「UH-X」も登場!
日本の3自衛隊で陸上自衛隊のみが運用するUH-1J多用途ヘリコプター。その後継機の受注が川崎重工に2012年3月決まった。陸上自衛隊向け観測ヘリコプター「OH-1」を改造母機とするとのことでテールローター部分はOH-1の低騒音ローターそのものだ。機体も全体的に今のワンジェイより空力学的に考慮されたデザインとなっているようだ。
川崎重工公式ページ
http://www.khi.co.jp/news/detail/20120328_2.html
この陸上自衛隊「エックスヘリコプタ」だが防衛省と兵器メーカーの談合疑惑が取りざたされていて、このことが、大々的に公表されれば・・・防衛省と航空機のあり方が、代わっていく可能性もある。
陸上自衛隊ヘリコプターの官製談合疑惑で、問題となった次期多用途ヘリを受注した
川崎重工業(神戸市)に、過去6年間に少なくとも自衛官ら33人が再就職していたことが
8日までに、防衛省が公表した資料で分かった。
引用元
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012090800058
海上自衛隊が大型輸送機C-130を中古で購入!
なんと2011年、海上自衛隊がYS-11の後継として大型4発輸送機のC-130ハーキュリーズを米軍から中古で購入すると報道された。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110905-OYT1T01172.htm
現在、日本では在日米軍のほか航空自衛隊もC-130を運用しており日本の空でも見慣れた飛行機ではあるがこんな大型機を海上自衛隊が取得するのは海自の歴史の中でも初めてといえるだろう。YS-11の積載量は数トンしかないが旅客機として開発されたので元々は人員の輸送用だった。
自衛隊のステルス機は開発中
一方で日本の自衛隊は独自にステルス戦闘機の研究にすでに着手している。その研究実証機がうわさの「心神」。2012年3月28日、組み立てが三菱重工業飛島工場(愛知県飛島村)で始められ2014年度の初飛行を目指す。