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高橋大輔「フリーではスケールの大きなスケートを」

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2012/10/31 7:00
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昨季は4回転を跳び、「壁を乗り越えられるという自信がついた」という
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昨季は4回転を跳び、「壁を乗り越えられるという自信がついた」という

 その中でのスケートは、「こんなこともできそうだ」「あんなこともできそうだ」と自分の可能性が膨らんでいることが感じられます。

 十何年やっているけれど、初めてちゃんと向き合ってやっているかなというくらい。もっと早くからやっておけばよかったかなと思います。

昨季、4回転を跳んで自信

 昨季は自信を取り戻したシーズンでした。自信があるというのは、きちんと準備ができているとき。自分がどれだけ準備したかが、自信の量につながるのかなと思います。

 けがをしていたときは、4回転ジャンプが跳べませんでした。「4回転はできない」というイメージを拭い去ることは難しかったけれど、昨シーズンは成功させることができました。

 「できるんだ」という事実を、自分自身で体感することができました。壁を乗り越えられるという自信がつきました。

 もちろん不安はずっとあります。けれども、壁を越えやすくなりました。「できたじゃん」「できるじゃん」みたいな。臆病にならずに思い切りやってみよう、という感じでしょうか。

「フィギュアスケート見てくれる人が増えることは自分にとって一番うれしい」と話す
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「フィギュアスケート見てくれる人が増えることは自分にとって一番うれしい」と話す

男子は4回転2本が必然の時代に

 男子は4回転を2本跳ぶことが必然の時代になってきました。今までの中で一番レベルが高いんじゃないですかね。4回転時代というのは過去にもありましたけれど、今は他にスピンもちゃんとしなくちゃいけないし、ステップもしなくちゃいけない。つなぎもしなくちゃいけない。

 そういった中で4回転時代がまた来たというのは、クオリティー、レベルが上がってきた証拠じゃないかと思います。

 4回転時代は大変です。やらなくていいのであれば、できればやりたくありません。でも僕は挑戦して面白いですし、見ている人も面白いんじゃないかなと思います。

 フィギュアスケートは見ていただく競技ですから、見てくださる人が増えることは自分自身にとって一番うれしいことです。

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