フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズが始まり、2010年バンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔選手(26、関大大学院)は11月2日から開催される中国杯(上海)に出場します。ソチ五輪まで1年4カ月。今季はフリーで4回転ジャンプ2本に挑む男子のエースは「臆病にならないことで壁を越えやすくなった。自分の可能性をまだ感じられる」と確かな成長を感じ、五輪への道を楽しんでいるようです。
■コーチは3人というイメージ
今季のフリーはすごくスケールの大きい曲(オペラ曲「道化師」)なので、それに負けないように、スケールの大きなスケートをしたいと思っています。
ショートプログラム(SP)はロックンロールメドレーなので、お客さんが乗れるような演技ができればいいなと思います。
今季からニコライ・モロゾフコーチと一緒に仕事をすることになりました。9月にロシアで練習したんですけれど、今までずっとやっていたような感じでスッと入れました。問題もなく、普通にスムーズにできました。
僕の頭の中ではメーンコーチは1人ではなく、コーチが3人というイメージですね。長光歌子コーチ、本田武史コーチ、ニコライ、そして僕。またトレーナーを含めたスタッフでいろんなことを探りながら、いい緊張感を持って、いい意味での練習ができているので問題はありません。
■五輪、見えてはいないが「行く気は満々」
ニコライは今まで以上に「歌子、どう思う?」とか「武史、どうだ?」とか聞いていました。プログラムに関しては「ここがやりにくくないのか」とか、気づいたときに気づいたことを言われ、それに対応していくという感じでした。
ジャンプについては、4回転以外は問題ないけれど、4回転は「もっと省エネで跳べ」と言われています。
今の段階でソチ五輪は全く見えてはいません。代表選考会まで行って、結果が出ないと、現実的とは言えません。ただ、行く気は満々。「行く」と言って現役を続けたので、勝手に想像しています。
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