パワーポイントで作成されたデータを、
常にスライドショー表示モードで開くように保存することができます。
拡張子が「.pps」「.ppsx」となっているものがそれで
アイコンも、通常のプレゼンテーション形式のものと異なっています。
▼アイコンの違い
▼拡張子の違い
(右がスライドショー表示モードで開くよう設定されたデータ)
作成元のデータがなく、手元にスライドショー表示モードで
開くように設定されたデータしかない場合、
そのデータをダブルクリックして開いても、
パワーポイントのデータを編集できるいつもの画面にはなりません。
データを選択して、右クリックをして
「プログラムから開く」→「Microsoft Office PowerPoint」を
選択しても、有無を言わさずスライドショーが開始してしまいます。
▼アイコンを右クリックしてプログラムを選んでも、
スライドショーが開始
また、印刷したくてもデータを開く前に右クリックをして
メニューから「印刷」を選ぶしか方法がなく
資料の中の数枚だけを印刷したい場合などには対応できません。
スライドショーを開いた画面で、右クリックをしても
メニューで印刷を選ぶことができません。
▼スライドショー表示画面で右クリックした画面
メニューに印刷の文字がありません。
そこで、スライドショー表示ではなく、
パワーポイントのプレゼンテーション形式(いつもの画面)で
データを開くことを考えます。
操作は簡単。
まず、パワーポイントのソフトを立ち上げます。
オフィスボタンから「開く」を選択。
(あるいはショートカットで「Ctrl+O」)
スライドショー表示モードで保存されたデータを選択。
これで、いつものように編集したり、必要な部分だけを
印刷したりすることができます。
備考:PowerPoint 2007 でサポートされるファイル形式
http://office.microsoft.com/ja-jp/powerpoint/HP012261711041.aspx
※本記事内で紹介しているパワーポイント(PowerPoint)は
特に断りのない場合、Microsoft Office PowerPoint 2007のバージョンを
前提としております。
2009年10月19日
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