2009年10月19日

スライドショーで保存されたデータをパワーポイントで表示する

パワーポイントで作成されたデータを、
常にスライドショー表示モードで開くように保存することができます。
拡張子が「.pps」「.ppsx」となっているものがそれで
アイコンも、通常のプレゼンテーション形式のものと異なっています。

▼アイコンの違い
powerpoint_091013_01.gif

▼拡張子の違い
(右がスライドショー表示モードで開くよう設定されたデータ)
powerpoint_091013_03.gif

作成元のデータがなく、手元にスライドショー表示モードで
開くように設定されたデータしかない場合、
そのデータをダブルクリックして開いても、
パワーポイントのデータを編集できるいつもの画面にはなりません。

データを選択して、右クリックをして
「プログラムから開く」→「Microsoft Office PowerPoint」を
選択しても、有無を言わさずスライドショーが開始してしまいます。

▼アイコンを右クリックしてプログラムを選んでも、
 スライドショーが開始
powerpoint_091013_04.gif

また、印刷したくてもデータを開く前に右クリックをして
メニューから「印刷」を選ぶしか方法がなく
資料の中の数枚だけを印刷したい場合などには対応できません。

スライドショーを開いた画面で、右クリックをしても
メニューで印刷を選ぶことができません。

▼スライドショー表示画面で右クリックした画面
 メニューに印刷の文字がありません。
powerpoint_091013_02.gif

そこで、スライドショー表示ではなく、
パワーポイントのプレゼンテーション形式(いつもの画面)で
データを開くことを考えます。

操作は簡単。
まず、パワーポイントのソフトを立ち上げます。
オフィスボタンから「開く」を選択。
(あるいはショートカットで「Ctrl+O」)
スライドショー表示モードで保存されたデータを選択。
これで、いつものように編集したり、必要な部分だけを
印刷したりすることができます。


備考:PowerPoint 2007 でサポートされるファイル形式
http://office.microsoft.com/ja-jp/powerpoint/HP012261711041.aspx

※本記事内で紹介しているパワーポイント(PowerPoint)は
 特に断りのない場合、Microsoft Office PowerPoint 2007のバージョンを
 前提としております。
posted by みか at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | その他ソフト
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