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兵庫県尼崎市の連続変死事件で、岡山の港で見つかった「男性の遺体が入っているとみられるドラム缶」について、角田美代子被告の親族らが、「遺棄は美代子被告の指示だった」と証言していることがわかりました。

ドラム缶には、一連の事件の中心人物とみられる角田美代子被告の、親族の橋本次郎さん（５４）の遺体が入れられているとみられます。警察のその後の調べで、美代子被告の親族らが、「海への遺棄は美代子被告の『指示』だった」と証言していることが新たにわかりました。美代子被告は自分の責任にならないよう、直接は指示を出さず、仲間に意見を言わせつつ「遺棄地点」や「実行者」を決めていったということです。一方、警察は、ドラム缶は去年１１月に美代子被告が逮捕された後、発覚を恐れた仲間が岡山の海に遺棄したとみて、検証を急いでいます。