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宇治のマンションで男性死亡 知人の男を逮捕
裸で写真撮影強要の疑い 中高生4人を逮捕
岡山県の海からドラム缶発見 54歳男性の遺体か
海からドラム缶発見 今後の捜査は・・・
いじめなくすため「親の知る権利」確立を 大津いじめの遺族が国に要望
11年前の郵便局強盗事件 証拠品から服役した男性とは”別人のDNA”検出
「寂しさと孤独が胸にいっぱいになって・・・」連続不審火で52歳女を逮捕
関西電力の値上げ検討で、各首長の反応は・・・
「桑名にロックンロール!」歌手・桑名正博さん告別式
泉大津を「羊のまち」に!巨大モニュメント誕生
遊休農地で”河内の名産品”を復活!
都島3人殺傷事件   築山被告起訴事実を一部否認
ノーベル医学生理学賞の山中伸弥所長が文化勲章受章
最終更新日時:2012年10月31日 03:57
 

宇治のマンションで男性死亡 知人の男を逮捕

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今年5月、京都府宇治市のマンションで住民の男性が死んでいるのが見つかった事件で、警察は傷害致死の疑いで知人の男を逮捕しました。

傷害致死の疑いで逮捕されたのは、京都市伏見区の無職、田村博容疑者(46)です。

田村容疑者は今年5月、宇治市木幡南山畑のマンションでここに住む無職の長島勝久さん(41)に対し殴る蹴るなどの暴行を加え、死亡させた疑いがもたれています。

田村容疑者は事件の第一発見者で、長島さんが亡くなった日、この部屋を3回訪ねていました。

田村容疑者は数年前に長島さんと知り合い、長島さんがもらっていた生活保護費の管理をするため、部屋のカギや保険証などを預かっていました。

調べに対し、田村容疑者は容疑を否認しているということです。
( 2012/10/31 3:56: 更新)
裸で写真撮影強要の疑い 中高生4人を逮捕

会見する奈良市教委
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奈良市で中学2年の男子生徒を全裸にさせ、暴行を加えて写真を撮った疑いなどで中学生と高校生4人が逮捕されました。

強要などの疑いで逮捕されたのは、奈良市に住む17歳の男子高校生と14歳の男子中学生3人の合わせて4人です。

調べによりますと、4人は市立中学2年の男子生徒(13)に裸になるよう強要し、暴行を加えたうえ裸の写真を撮った疑いなどがもたれています。

4人は携帯電話で撮影した写真を同級生などに送っていて、調べに対し「イジメの中で悪ふざけでやった」と容疑を認めています。

【奈良市教委】
「学校という安心できるはずの場所で、生徒を守れなかったということについて、本当に申し訳なく思っております」

市教委では被害生徒の心のケアを行うとともに、専門家との会議で再発防止策を示したいとしています。
( 2012/10/31 3:56: 更新)
岡山県の海からドラム缶発見 54歳男性の遺体か

ドラム缶は、31日に検証へ
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兵庫県尼崎市の連続死体遺棄事件で、岡山県備前市の海底からドラム缶が見つかりました。
ドラム缶には、54歳の男性の遺体が入っているとみられ、警察は、死体遺棄事件として関わった人物の特定を進める方針です。

【カメラマン】
「ドラム缶でしょうか、緑のネットの中に銀色の布に包まれたドラム缶のようなものが見受けられます」

捜索は、岡山県備前市の日生港で午前8時から始まり、正午頃、海底からドラム缶が引き揚げられました。
ドラム缶には、行方不明となっている橋本次郎さん(54)の遺体がコンクリート詰めにされて入っているとみられ、警察が確認を急いでいます。

橋本さんは、別の死体遺棄事件で主犯格とされる角田美代子被告(64)の周辺で行方不明となっている5人のうちの一人です。
橋本さんは一時、角田被告と同居していて、角田被告の親族らから暴行を受けていたということです。

【橋本さんの親族】
「みんなどついたり蹴ったりして飯も食わさんとトイレも行かさんと裸にひん剥いて水掛けたりするんや。(橋本さんは)『あんな水掛けられたら寒いどころじゃあれへんで死んでしまうがな。先に逃げな』と(言っていた)」

こうした生活から逃れるため、5年前、橋本さんは知人を頼って東京に逃げ出していました。

【東京の知人】
「逃げてきたような言いっぷりをしていたね。どうして逃げてきたかそういう話はしないけど。小さい鞄1個に紙袋を提げて・・・」

しかし、2年後には、角田被告らに居場所を突き止められて連れ戻されました。
そして、暴行を加えられた後、監禁されて去年夏ごろ死亡したということです。

また、橋本さんの兄・久芳さんは、角田被告の義理の妹と結婚させられた上、2005年に沖縄県で転落死しています。
久芳さんは、自殺を強要されていたという証言があるうえ、死亡後にはおよそ9000万円の保険金が角田被告らに渡っていることから、警察は、自殺教唆の疑いもあるとみて経緯を調べています。

角田被告の周辺では、尼崎市の住宅の床下から3人の遺体が見つかっていますが、この3人も、橋本さんと同様に角田被告と同居していて、暴行されたとみられています。

警察は31日、見つかったドラム缶を検証する方針です。
遺体がみつかれば、身元の確認をした上で関わった人物を特定し、死体遺棄の疑いで逮捕する方針で、一連の行方不明者について、全容解明に向けた捜査を本格化させる方針です。
( 2012/10/30 20:11 更新)
海からドラム缶発見 今後の捜査は・・・

全容解明へ大きな一歩となるか
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Q.「今回の捜索・発見は、どのような意味を持つのでしょうか?」
A.捜索は、角田被告や関係者たちの殺人容疑での立件にむけ、大きな一歩となります。ドラム缶に遺棄されたとされる橋本次郎さんは、去年夏ごろに死亡したとみられます。一方で、尼崎市の住宅で遺体で見つかった3人が捨てられたのは3年以上前とみられ、死体遺棄罪の公訴の時効が過ぎている可能性があります。このため警察は、まず、橋本さんの事件の解明を進め、そこを突破口に全容解明に迫りたい考えです。

Q.「角田美代子被告や親族など関係者に対する捜査はどうなる?」
A.警察は、既に角田被告の関係者から任意での聴取を続けてきました。その中で、橋本さんの遺体を遺棄した経緯や場所を詳細に証言したため、捜索では、開始からわずか15分で海の中にドラム缶があることが確認されました。警察は、見つかったドラム缶を31日朝から検証する予定です。そして遺体が見つかればまず身元の確認を行い、証言の裏付けが取れ次第関係した人物を逮捕する方針です。

Q.「捜査は今後どうなるでしょうか?」
A.遺体が橋本さんと確認されれば、角田被告の周辺で、遺体で見つかったのは4人になりますが、他にもまだ4人が行方不明です。このうち、3人の遺体が見つかった尼崎市の住宅に住んでいた皆吉ノリさんが、香川県高松市に埋められているという情報もあり、警察は今後こちらの捜索も行う方針です。次々と遺体が見つかる衝撃的なこの事件。角田被告の関係者は「角田被告が怖くて犯行に加担した」という趣旨の証言もしています。警察は今後、事件の主導者と見られる角田被告の関与を捜査し、事件の全容解明を急ぐ方針です。
( 2012/10/30 20:11 更新)
いじめなくすため「親の知る権利」確立を 大津いじめの遺族が国に要望

「同級生が子どものために書いてくれたアンケートすら見せてもらえない遺族の苦しみを想像して」
大津市で自殺した男子中学生がいじめを受けていた事件で、生徒の父親が、教育現場の隠蔽体質を改めるよう国に要望しました。
求めたのは、「親の知る権利」の確立です。

【男子生徒の父親】
「学校と親の情報共有は、いじめを撲滅する上で絶対に必要不可欠なものだと声を大にして申し上げたいと思います」

男子生徒の父親は、30日、文部科学省を訪れ、いじめの根絶やいじめ自殺の防止に向けて、学校で何が起きたのかを保護者が把握する「親の知る権利」を確立するよう要望書を提出しました。
大津市の事件では、いじめについて生徒に対して行ったアンケートの結果を学校や教育委員会が開示せず、開示を決めた後も、内容を公表しないよう遺族に確約書を書かせていました。
父親は、いじめをなくすために「学校のもっている情報を共有し、一緒に努力することが親としての責務だ」と訴えました。

【男子生徒の父親】
「今、アンケート回答(を開示されず)に苦しんでいる方もいるが、遺族の要望に応えてあげてほしい。すごくしんどい、本当にしんどいと思います。(亡くなった)本人も辛かったと思うけど、残されている方も、すごく辛い」

【文部科学省・布村幸彦初等中等教育局長】
「一緒になって今後のいじめ撲滅や自殺根絶につなげていくよう、同じ気持ちで取り組まなければならないと、あらためて痛切に感じた」

その後、父親は会見で、「一生懸命、同級生が子どものために書いてくれたアンケートすら見せてもらえない遺族の苦しみを想像してほしい」と話しました。
( 2012/10/30 20:10 更新)
11年前の郵便局強盗事件 証拠品から服役した男性とは”別人のDNA”検出

「無罪を決定づける有力なものだ」と弁護団
強盗事件の犯人とされ服役したナイジェリア人の男性が、再審請求をしている問題で、弁護団は、証拠品から全く別人のDNAが検出されたことを明らかにしました。

【Aさんの弁護人】
「無罪を決定づける有力なものだと思っております」
姫路市で会見した弁護団はあるナイジェリア人男性の無実を訴えています。

11年前、姫路市で2人組の男が郵便局に押し入り現金2300万円が奪われた強盗事件。

事件翌日に警察が逮捕したのが、ナイジェリア人のAさん(現在36)でした。

しかし…。
【ナイジェリア人Aさん】
「判決出る前、私は絶対無実で釈放になると私は思った、でも判決でたらびっくりした、驚いた、そして怒った」

Aさんは有罪判決を受け6年間服役しましたが、一貫して「事件とは一切関係がない」と訴え続けています。

そして、この事件には不可解な点が数多く存在しているのです。

○「消えた映像」
郵便局に設置されていた防犯カメラの映像。

犯人が目出し帽を取り素顔があらわになるその瞬間、なぜか顔が見えるはずの部分だけがが「砂嵐」に。

○「検出されないDNA」
犯行に使われたとされる雨合羽や軍手など証拠品がこれほどあるにも関わらず、そこからAさんの毛髪や指紋、DNAは一切検出されなかったというのです。

そして、一緒に逮捕され犯行を認めた男性も、「別の男と強盗に入った」と証言しますが、警察・検察が判断を変えることはなく、Aさんに実刑判決が言い渡されたのです。

【Aさん】
「無実ですから、解決しなかったら納得できない」

Aさんの弁護団は現場に残された犯人の目出し帽について検察側が行ったとするDNA鑑定の結果を証拠開示するよう求めたのです。

しかし、検察側は開示を拒否。
このため、弁護団が独自に目出し帽のDNA鑑定を実施しその結果が出たのです。

【弁護団】
「(Aさんの)血液のDNAと緑色の目だし帽から採取されたDNAが一致しないとされています、第三者の人物が緑色の帽子をかぶっていたという公算が極めて強い」

弁護団によると目だし帽からはAさんではない人物2人のDNAを検出したというのです。

逮捕されていない「真犯人」がいることを示す新たな証拠。

Aさんは現在、裁判のやり直しを求めています。
( 2012/10/30 20:10 更新)
「寂しさと孤独が胸にいっぱいになって・・・」連続不審火で52歳女を逮捕

犯行の動機は・・・
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堺市内で、のぼりを燃やした器物損壊の疑いで、大阪市内に住む無職の女が逮捕されました。
逮捕の決め手となったのは、犯行の瞬間を捉えた防犯カメラの映像でした。

のぼりに火をつける女。
女は、一度振り返った後、その場から立ち去りました。
これは29日午前2時20分ごろ、堺市北区東浅香山町の歩道で女がのぼりを燃やす瞬間をとらえた防犯カメラの映像です。
この防犯カメラの映像をニュースで見た男性から警察に情報が寄せられ、警察は、30日朝から、大阪市住吉区に住む52歳の女から事情を聴いていました。
そして、女が犯行を認めたため、さきほど器物損壊の疑いで逮捕しました。
逮捕された小泉智子容疑者(52)は、調べに対し、「寂しさと孤独が胸の中で一杯になって、気持ちをスッとさせるために火をつけた」と話しています。
29日、堺市ではおよそ1.5キロメートルの範囲で看板や自転車の前かごが燃える不審火が他にも4件発生しています。
調べに対し小泉容疑者は、数件火をつけたことをほのめかしていて、警察は余罪を追及しています。
( 2012/10/30 20:10 更新)
関西電力の値上げ検討で、各首長の反応は・・・

「不当な値上げは許しませんから徹底して監視していく」
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29日、電気料金の値上げを検討することを表明した関西電力に対し、関西の首長たちからは、経営の合理化と透明性を求める声が相次ぎました。

【橋下徹 大阪市長】
「一社独占の単独の企業体制の中で値上げだ値上げだといっても困りますよ」

語気を強める大阪市の橋下市長が矛先を向けたのは関西電力です。

【関西電力 八木誠社長】
「苦渋の選択として、電気料金の値上げについて、具体的な検討を開始しました」

関西電力は、29日、今年上期の決算が過去最悪の1167億円の赤字となったことを受け、企業や家庭、すべての利用者の電気料金の値上げを検討すると発表しました。
理由は原子力発電所が止まったことです。
代わりに動かした火力発電の燃料費がかさみ、今後も再稼働ができなければ財務体質がさらに悪化するとしています。

【松井一郎大阪府知事】
「新しいエネルギー需給体制を作るのなら短期的には(需要側(利用者)も値上げは覚悟しなければならない。ただコストカットをしっかりユーザーに見えるようにしないと理解が得られないのではないか」

【嘉田由紀子滋賀県知事】
「燃料費があがったから(電気代を)上げるということを毎年繰り返すような説明体系は電力供給者の責任として、社会的責任として納得がいかない」

【橋下徹大阪市長】
「なぜそれくらいの燃料調達費がかかっているのか、しっかり明示してもらう。不当な値上げは許しませんから徹底して監視していく」

関西電力は、人件費を含め聖域なきコスト削減で経営合理化を図るとしていますが、値上げについては、利用者が納得できるさらなる経営の透明性が求められます。
( 2012/10/30 20:10 更新)
「桑名にロックンロール!」歌手・桑名正博さん告別式

歌声は永遠に
今月26日に亡くなった歌手の桑名正博さん(59)の告別式が営まれ、およそ700人の参列者と多くのファンが別れを惜しみました。

大阪市内で営まれたロック歌手・桑名正博さんの告別式。
生前、みんなで騒ぐことが大好きだったという桑名さんのために、桑名さんのヒット曲が家族らによって演奏されました。

大阪出身の桑名さんは、7月に自宅で脳幹出血で倒れ、闘病生活を続けていましたが、10月26日、心停止で亡くなりました。
59歳でした。

【桑名さんの息子・美勇士さん】
「これだけの人数に愛されていたんだな、と。死して初めて親父の偉大さを気づかせてもらえる場となった」
【内田裕也さん】
「あんたも私も2人で一つ。桑名正博くん、ロックンロール」
【上田正樹さん】
「じっくり一人になって、桑名と2人だけで、あいつのことをきょうの晩、思い出しながら、飲みます」

告別式に参列した関係者はおよそ700人。
そして、会場の外には多くのファンが訪れ、桑名さんの死を惜しみました。

【桑名さんのファン】
「ホールの側で出会ったら気さくに話してくれた。なんせ、セクサルバイオレットがナンバーワンですわ」

桑名さんを乗せた車は、多くのファンに見守られ大阪の街を走り抜けました。
( 2012/10/30 20:05 更新)
泉大津を「羊のまち」に!巨大モニュメント誕生

毛布の街を羊でPR!
大阪府泉大津市では、街を盛り上げようと巨大な羊のモニュメントが誕生しました。
でもなぜ、「羊」なのでしょうか?

駅前でお披露目された高さ5メートルもある巨大なモニュメント。
羊をモチーフにしたゆるキャラ「おづみん」です。
市や地元の市民団体が、泉大津市を「羊のまち」として盛り上げようと設置しました。

【市民】
「かわいらしくていいのではないか」「(いずみんは)好き」

市長や市の職員も羊に変身し、「羊のまち」をPRします。

【泉大津市神谷昇市長】
「泉大津の玄関口の顔になると喜んでいる」

でも一体なぜ泉大津で羊なのでしょうか?
江戸時代から繊維の街として栄えた泉大津は、「毛布王国」とも呼ばれ国内産毛布の90パーセントを生産しています。
しかし、最近は、安い中国産に押され出荷額は、ピーク時の20年前と比べ10分の1以下に落ちこみました。

【今新毛織・今井基樹社長】
「20年前は、毛布はほとんど国内産が流通していた。いまは、国内産の毛布を見つけるのは難しい」

そんな元気を失いかけた毛布の街に活気を取り戻したい。
そこで街が目をつけたのが、毛布の原料の「羊」でした。

今年4月には、羊のゆるキャラ「おづみん」が誕生。
子供からお年寄りまで踊れる「おづみん体操」も考案されました。
さらに「羊いっぱいプロジェクト」もスタート。
市内の10の飲食店が、羊の肉を使った料理や、羊をイメージしたお菓子の販売を始めました。

【羊の店ペコラ 加藤安啓社長】
「昔から羊毛で栄えた市。何か一つ一致団結してできるものがあるのはすばらしい」

「羊」のパワーで街は、再び活性化するのでしょうか。
来月3日には、羊料理を集めたイベントが開かれる予定です。
( 2012/10/30 20:04 更新)
遊休農地で”河内の名産品”を復活!

特産品の復活なるか
大阪府柏原市では、使われなくなった農地を利用して、かつての”特産品“を復活させようとある取り組みが始まりました。

気持ちのいい秋晴れとなったこの日、柏原市の山間部にはハイキング姿の人たちが続々と集まってきました。

元気よく山登りかと思われましたが・・?

【柏原市長】
「地主、地元、市民の協力、みなさんの協力があってこそ、こういう形になってきた」

「協力」?一体何が行なわれているのでしょうか。

ここ柏原市は、古くからブドウ栽培が盛んな地域でした。
かつては一面に広がっていたブドウ畑でしたが、農家の高齢化とともに、使われない農地が徐々に増え、今では市内の4割が手付かずの農地、「遊休農地」とされています。

【記者】
「今や遊休農地となってしまったこの土地を再生させようとあるプロジェクトが始まりました。そのカギとなるのが、こちら、綿です」

実は、江戸時代から綿の産地としても栄えていた柏原市、その製品は特産「河内木綿」の名で全国に知られましたが、近代化とともに姿を消してしまいました。
ならば、せっかくある土地を使ってかつての特産品を復活させよう!柏原市や地元の企業が中心となって綿の栽培が再開されることになったのです。
まさに「一石二鳥」のプロジェクトです。
1000平方メートルの農地に植えられたおよそ2000本の苗はたくさんの花を咲かせ、この日、地元の人たちの手によって収穫されました。

【参加した地元の人】
「スポって抜ける、いっぱい採れる」
「みんなでするよって面白い」
「荒れ地になって寂しい山より綿畑になったほうが、みなさんに綿咲いてるからおいでって言えるし」

【柏原市産業振興課・酒井享三課長】
「ことし1年はまず実験という形で工夫を凝らしながら作った、実験の成果を踏まえて更に来年以降ステップしていきたい」

来年以降も栽培は続けられる予定です。
採れた綿で新たな特産品ができる日も遠くはありません。
( 2012/10/30 19:57 更新)
都島3人殺傷事件   築山被告起訴事実を一部否認

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去年4月、大阪市都島区のアパートで、3人を殺傷したとされる男の裁判が始まり、男は起訴事実を一部否認しました。

殺人と殺人未遂の罪に問われているのは、大阪市東淀川区の無職・築山 栄被告(60)です。

起訴状によりますと築山被告は去年4月、都島区のアパートで、大西慶知さん(当時44)と内縁の妻の下村優香さん(当時39)をナイフで刺して殺害。
また、同じアパートに住む男性に全治2週間のけがをさせたとされます。

初公判で築山被告は2人の殺害について「間違いない」と認めたものの、男性への殺意は否定しました。

検察側は「被告は、50万円借金して金を貸すよう2人から強く責められて殺害を決意した。男性に対しても至近距離から刺すなど殺意があった」と主張しました。
( 2012/10/30 12:52 更新)
ノーベル医学生理学賞の山中伸弥所長が文化勲章受章

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iPS細胞の開発でノーベル医学生理学賞の受賞が決定した京都大学の山中伸弥教授の文化勲章受章が決まりました。

【京都大学iPS細胞研究所所長・山中伸弥教授】
「私はまだ50歳なので、文化勲章という本当に素晴らしい賞の受章候補者に選ばれたことはまさに身に余る光栄です」

山中教授(50)は世界で初めてヒトの皮膚細胞からiPS細胞を作り出し、ノーベル医学・生理学賞の受賞が決定しました。

こうした山中教授の功績を受けて文化勲章が授与されることになりました。
( 2012/10/30 12:15 更新)


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