完全Windows 7 SSD 最適化セッティングマニュアル 永久保存版
テーマ:PC関連今まで使用していたPCの調子が本格的に悪くなり、起動すらままらなくなったため
パーツ構成を一新し、OSをWindows XPからWindows 7のSSD仕様に変更したので
備忘録を兼ねてWindows 7のSSD 最適化セッティング方法をまとめてみました。
新規パーツ構成
- Intel Core i7 2600K、ASRock P67 Pro3、DDR3 PC3-10600 4GBx2
- W3U1333Q-4G DDR3 PC3-10600 CL9 4GB x 2
- Scythe(サイズ) KABUTOクーラー SCKBT-1000
- Crucial(クルーシャル) RealSSD C300 CTFDDAC128MAG-1G1 128GB SSD
- Western Digital WD1002FAEX 1TB HDD
- LG WH10LS30 Serial-ATA接続 内蔵Blu-rayドライブ
- Windows 7 Home Premium 64bit SP1 DSP版
シー・エフ・デー販売 Elixir デスクトップ用メモリ DDR3 W3U1333Q-4G DDR3 PC3-10600 CL9 4GB x 2枚セット |
Windows 7 Home Premium 64bit (DSP/OEM) DVDROM版 OEM製品同時購入用中古メモリ |
おすすめパーツ
今ならP67とH67の特徴を併せ持つZ68マザーボードとCrucial m4 SSD CT128M4SSD2 128GBの組み合わせがいいかもしれません。
Windows 7のインストール
- SSDをSATA3ポートに接続
BIOSの設定で[SATA Mode]を[AHCI]に設定しOSをインストール - マザーボード付属のCDで各種ドライバのインストール
- コントロールパネル→プログラムと機能から不要なアプリケーションをアンインストール
- コントロールパネル→ネットワークと共有センター→ローカルエリア接続→プロパティ
インターネット プロトコル バージョン6のチェックをオフ - エクスプローラーの[整理]-[フォルダーと検索のオプション]を開き
[フォルダーオプション]の[表示]タブから
「隠しファイルおよび隠しフォルダを表示する」を選択
「登録されているファイルの拡張子は表示しない」
「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外す - セキュリティソフトのインストール(Microsoft Security Essentialsをインストールしました)
- Windows Updateを実行→更新後、設定の変更
「更新プログラムをダウンロードするが、インストールを行うかどうかは選択する」に変更 - コントロールパネル→アクションセンター→ユーザー アカウント制御 (UAC)
デスクトップを暗転しないに設定 - コントロール パネル→電源オプション→プラン設定の編集
「コンピューターをスリープ状態にする」を「なし」に設定
Crucial RealSSD C300をUSBでファームウェアアップデート
CrystalDiskInfoで確認したところファームウェアが0006だったため最新の0007へアップします。
サポートリンク:Crucial.com Product Downloads - Firmware Updates
フォーラムより抜粋
- HP USB Format Utility + USB Boot Filesと64-128-256GB C300 USB Update 0007をDL
- HP USB Format Utility + USB Boot Filesを解凍し
HPUSBFWフォルダ内のHPUSBFW.EXEを管理者として実行 - USBメモリーを挿しDevice欄でドライブを指定、File systemをFAT32に選択
Quick Format、Create a DOS startup diskにチェック
using DOS system file located at:でHP USB Format Utility + USB Boot Filesを選択 - 再度[...]をクリック、USB-Bootフォルダを選択し[Start]
- フォーマット後、64-128-256GB C300 USB Update 0007.zipをUSBメモリ内に解凍
その際、ファイルの上書き保存をするか聞かれるためすべて「はい」にする - ファイル書込み後、再起動しBIOSを開く
[IDE]モードに設定し、[Boot]をUSBに設定
- BIOSの設定を保存し立ち上げるとDOS画面になり「yes」と入力後FWのアップデートが始まる
Finished.で完了、Ctrl+Alt+Deleteで再起動し再度BIOSを開く - [AHCI]モード、[Boot]をSSDに戻す
- 立ち上げ直してファームウェアが0007となっていることを確認
SSDの書き込み削減と容量の節約
インデックスの作成を無効にする
- スタート→コンピュータ→ローカルディスク(C:)を右クリックし「プロパティ」
- 「このドライブ上のファイルに対し~」のチェックマークを外し[OK]
- 「変更をドライブC\、サブフォルダおよびファイルに適用する」を選択し[OK]
- [続行]をクリック
- [すべて無視]をクリック
復元ポイントを無効にする
- スタート→コンピュータを右クリックし[プロパティ]→システムの詳細設定
- 「システムの保護」タブを選択
「ローカルディスク(C:)(システム)」を選択し[構成]をクリック - 「システムの保護を無効にする」を選択し[OK]
エラー情報やダンプファイル作成の抑制
- スタート→コンピュータを右クリックし[プロパティ]→システムの詳細設定
- [起動と回復]の[設定]をクリック
- 「オペレーティングシステムの~」のチェックを外す
「システム ログにイベントを書き込む」のチェックを外す
「デバッグ情報の書き込み」を「なし」に設定→[OK]
仮想メモリを無効にする
- スタート→コンピュータを右クリックし[プロパティ]→システムの詳細設定
- パフォーマンス項目の[設定]をクリック
- 「詳細設定」タブの「変更」をクリック
- 「すべてのドライブのページングファイルの~」のチェックを外し
Cドライブを選択→「ページングファイルなし」を選択し[設定]をクリック
再起動後、有効となります。
一時ファイルの移動
- スタート→コンピュータを右クリックし[プロパティ]→システムの詳細設定
- 「詳細設定」タブの[環境変数]をクリック
- 「ユーザー環境変数」と「システム環境変数」の[TEMP]、[TMP] の変数の値を
編集をクリックし「R:\TEMP」(RAMディスク)or「D:\TEMP」に書き換える。
RAMディスクについての使用方法は後述
レジストリの変更
[Win]+[R]キーを押して[regedit]と入力し、レジストリエディタを起動8.3形式ファイル名の自動生成を無効にする
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrnetControlSet\Control\FileStstem
「NtfsDisable8dot3NameCreation」をダブルクリック - 「値のデータ」を「1」に変更し[OK]
TimeStampの書き込みを無効にする
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Reliability
「TimeStamp」をダブルクリック - 「値のデータ」を「0」に変更し[OK]
コンピュータを再起動する。
ユーザーフォルダをDドライブに移行する
- Dドライブに「Users」など分かりやすい名前のフォルダを作成
- C:\Users\[ユーザー名]を開き
アドレス帳、お気に入り、ダウンロード、デスクトップ、マイ ドキュメント
マイ ピクチャ、マイ ビデオ、マイ ミュージック、リンク、検索、保存したゲーム
計11個のフォルダをドラッグして[D:\Users]内へコピー
(desktop.iniファイルはすべてコピーして置き換えるを選択) - C:\Users\[ユーザー名]のコピーしたフォルダを右クリック→プロパティ
場所タブを選択して移動をクリック→[D:\Users]内へコピーしたものを選択して[OK]
新しい場所に移動しますか?と訊かれるので「はい」をクリック
(ファイルはすべてコピーして置き換えるを選択) - 同じように、他のフォルダーも[D:\Users]内のフォルダへ移動
これでSSDに、OSやアプリケーションソフト以外のデータが保存される事は無くなりました。
その他
- Google Chromeのユーザファイルを別のドライブに移動する
- FireFoxとThunderbirdのユーザファイルを別のドライブで使用する
.iniファイルを編集する場合
「プロパティ」→「セキュリティ」タブの「編集」→「追加」→「詳細設定」を開き
「検索」→「ユーザー名」を選択→[OK] ユーザーを選択し「フルコントロール」に設定
覚えておくと便利な機能
Administratorを表示させる
コマンドプロンプトを管理者として実行「net user administrator /active:yes」で有効
「net user administrator /active:no」で無効
休止状態の無効
コマンドプロンプトを管理者として実行「powercfg /h off」で無効、「powercfg /h on」で有効
Windows 7 で自動的にログオンする
- [スタート] ボタンをクリックし、「netplwiz」と入力
- 自動的にログオンするときに使うアカウントをクリック
- 「ユーザーがこのコンピューターを~」のチェックをオフにし[OK]
- ユーザーのパスワードを2回入力し[OK]
ウィンドウを端に寄せると勝手にサイズが変わるのを無効にする
- [Win]+[U]キーを押し、「コンピューターの簡単操作センター」を開く
- 下段にある「マウスを使いやすくします」をクリックする
- 下段にある「ウィンドウの管理を簡単にします」の「ウィンドウが画面の端に移動されたとき
自動的に整列されないようにします」にチェックして[OK]
参考リンク:Win 7スマートチューニング | マイコミジャーナル
システムの保護を切っているため、定期的にバックアップを取ることが重要です。
Cドライブのシステムディスクはディスクイメージごとバックアップできるソフトを使用、
ユーザーデータは「users」フォルダなどにまとめて別のHDDへバックアップして管理する
習慣をつけておけば、万が一の時に役立ってくれるでしょう。
1 ■有難うございました!
おかげでSSDとHDDの併用設定に成功しました。
快適なSSDライフを堪能出来そうです。
ここまで詳しく分かり易い解説は他には見当たらなかったのでとても助かりました。
ブックマークさせてもらってますのでチョクチョクお邪魔します。
今後とも頑張ってください。応援してますぜ!