2012年10月26日

沖縄2泊目

/ホテルでモーニング/世界遺産 中城城跡/世界遺産 今帰仁城跡/今帰仁城跡沖縄そば屋@沖縄県黒頭郡今帰仁村にてソーキそば(小)/ダチョウランドにてダチョウそば/日本で唯一の赤い城/なちぶーのライブ/らーめん琉家本店@沖縄県那覇市にて琉こがし/

 ホテルでモーニング
 よく見かけるバイキング形式のモーニングです。
 あれこれ食べようと欲張ってお皿を並べてはみたものの、そんなにおかずが用意されていなくてスカスカになってしまいました。

 レンタカー屋さんまで30分ほどかけて歩いていって、さて、出発です。
 夕方まで時間がたっぷりあるので、頑張って走ります。
 先ずは地元の人は殆ど利用されないという高速道路で北中城を目指します。

 一時間ほどで世界遺産 中城城跡(なかぐすくしろあと)に到着しました。
 沖縄に何度も来てはいますが、城跡巡りは初めてで、オフシーズンと言うこともあって観光客は殆どいなくてゆっくりとマイペースで見学ができます。
 城跡は特に何かで囲んであるわけではないけれど、車かバスでしか来られないので、駐車場から城跡の間の管理事務所に立ち寄って観覧料金400円を払います。

 緩やかな坂を登っていくと「世界遺産 琉球王国のグスク及び関連遺跡群」と彫り込まれた石碑があり、そこで初めて「関連遺跡群」で「世界遺産」なのだと知ります。
 正面の広場には模型がおかれていて、なるほどねー、と皆で見ましたが、後から考えたら晴れていて良かった、と。

 一つ門をくぐって中に入って、城壁から見渡したところ。
 沖縄本島の地形がよく分かっていませんが、東側に大きく太平洋が広がっていて、振り返ると東シナ海が広がっていて、両方の海が同時に見えます。

 二つ目か三つ目の門をくぐると裏手に出て、まだまだ発掘調査をされていました。
 天気が良くて格好の城跡巡り日和、ですかね。

 北部は遠いので間に合わないだろうと計画当初は諦めていましたが、平日と言うこともあって道が空いていて、それじゃあ行ってみますかと再び高速に乗って終点の許田へ。
 海沿いを走ると気持ちいいですね。
 走っているときに三女の推薦入学の結果が入り、良かった良かった。

 一般道を国道、県道を織り交ぜながら向かったのは世界遺産 今帰仁城跡(なきじんしろあと)、こちらは近くになると案内板があって分かりやすかったです。

 詳しいことは分からないけど、城跡と言うより城跡の復元ということで、お城があったらしい城壁しか残っていません。

 それにしても蝉の鳴き声がうるさい、鳴き声に混じった機械音は何だろうと辺りを見渡すと蝉しかいない。
 蝉の鳴き声なのか、こんな甲高い鳴き声は初めて聞きました。

 皆が今帰仁村歴史文化センターに立ち寄っている間に、一杯食べるかと今帰仁城跡沖縄そば屋(なきじんしろあとおきなわそばや)@沖縄県黒頭郡今帰仁村に入りました。
 平日なので観光客は殆どいませんでしたが、施設関係者と思われる人が数人の店内です。
 開けっ放しの戸を入って適当に空いている席に座り、メニュー見ると沖縄そばは無くてソーキそば、三枚肉そば、城跡そば(ソーキと三枚肉)、海ぶどうそば、色々な冷しもあってご飯物もあります。

 クーラーの効いている部屋で出来上がりを待っていると、数分でソーキそば(小)600円ができ上がってきました。
 豚ガラと鶏ガラ出汁に鰹出汁を加えたスープに固ゆでの平打ち麺、美味しいですなぁ、沖縄ですなぁ。
 トッピングはソーキと呼ばれる豚あばら肉の煮込み、箸で一つ一つ掴んでかぶりつく感じ、美味しいです。

 彩りにもなっている真っ青な青ネギ、なぜか紅生姜を乗せるのが沖縄そばでして、乗せて食べてみるとこれが実に美味しいのです。
 ソーキを全て食べて、麺を食べ進めて半分くらいになったら卓上に置かれているコーレーグースを掛けて美味しくいただきました。

 見学を終えた皆と城跡を後にし、少ない飲食店を何店かパスしてからダチョウランドへ入りました。
 もちろんダチョウを見るためではなくお昼を食べるためで、ダチョウの肉を使った料理があるとはテーブルに着くまで考えていませんでした。

 メニューは沖縄そばから始まりますが殆どがダチョウ料理で、ダチョウステーキ、ダチョウさしみ、ダチョウたたき、と続いてダチョウそばがありました。

 1人はさしみを食べ、残りはダチョウそば800円、ダチョウそばは豚肉ではなくダチョウの肉としたメニュー。
 ベースの沖縄そばは豚がら出汁より鰹出汁がかなり強く、そこはかとなく和風な味わいです。
 麺は標準的な沖縄そばの平打ち麺、噛み応えのある固めの茹で加減です。
 さて、ダチョウの肉の味はと食べてみると鶏肉よりも豚肉に近いですけど脂身は殆ど無く、まるでダチョウの肉のようです。
 ぱらっと散らされた青ネギ、はじめから乗せられていた紅生姜、卓上には醤油と食塩はありましたがコーレーグースはありませんでした。

 食べていると「こちらをどうぞ」とダチョウの卵料理をサービスして頂きました。
 醤油を掛けて食べたところ、魚の白身を合わせてあって、鶏卵とは一味違った味わいでした。

 食べ終わって、まっすぐ帰っても時間が余ってしまうので、近くの古宇利島(こうりじま)に渡ってみました。
 200円なり300円なりの通行料を取られてもおかしくはない綺麗な橋を渡る前に、駐車場に車を停めて記念撮影。

 橋を渡ったところで何かあるわけではなく、そのままUターン。
 朝日とか夕陽とかを浴びるともの凄く綺麗なんじゃないかな。

 途中で休憩しつつレンタカー屋さんまで戻り、ゆいレールに乗って集合場所の首里城へ。
 途中で買い物をする計画もありましたが、時間が微妙に足りず、さりとて首里駅に行っても特にこれといったお店は無いのですが、まあ。

 ノープラン、ノーアイディアで首里駅に着き、駅と首里城の間で休めるところはないかなと探して、パーラーみゆき
 100円でかき氷を頂きました。
 何年ぶりかで食べたかき氷でしたが、とても美味しかったです。
 次はまた沖縄に来るときまで食べないだろうから、何年先になることやら。

 合流組の飛行機が遅れて、そんなことなら途中下車できたなとは思いましたが。
 沖縄に来たら日本で唯一の赤い城、首里城、多くの観光客で賑わっていました。
 何度も来ていますが、一通り見学して、一通り写真を撮りました。

 早足で見学して急いで駅に戻って国際通りへ。
 ゆいレールは決して安くなく、タクシーは激安なので複数人ならばタクシーで移動する距離です。
 タクシーで移動するつもりで皆と行動を共にしていたつもりが、いつの間にか一人ぼっち。
 団体行動を知らず知らずに避けてしまうんですね。

 して、国際通り沿いの居酒屋で大宴会。
 お店への階段を登っていて気が付きましたが、この店、来たことがあるわ。
 見よう見まねでカチャーシーを良く踊ったよ。

 この日は なちぶーのライブ、「なちぶー」とは泣き虫のことだと聞きました。
 こうやって若い人が伝統音楽を継いでいくのはとても素晴らしいですね。

 定刻になってお店を出て、まだまだ飲みにいく人、飲み足りたのでホテルに戻る人、そしてラーメンを食べに行く人。
 沖縄にまで来てラーメンを食べるのはどうなんでしょうか。
 居酒屋から歩いて五分も掛からずにらーめん琉家本店@沖縄県那覇市、「家」が付いていますが横浜家系ラーメンとは無関係です。

 開店5周年とのことでもう1店舗展開されています、昨日のお店に続いて自家製麺のお店です。
 店内に入ると作業をしていても目と耳は入口にロックしたままの男性、女性店員さんに挨拶を受けます。
 ラーメン屋に再訪するかどうかは丼が置かれた瞬間と、お店を出る数秒で決まる、とは持論ですが、お店に入った瞬間にラーメンの味の殆どは決まってしまうと言うか分かってしまいますね。

 カウンターは7席、テーブル席は4人掛けが2卓に2人掛けが4卓と決して狭くはないけど目が行き届かないことが無い広さ。
 メニューはラーメンとして琉とんこつ、琉こがし、琉辛みそ、琉しょうゆ、野菜らーめん、つけめんとして琉つけめん、琉黒こがしニンニクダシ(黒)、琉カラミソ(赤)、エビつけめん、
 餃子は鉄板棒、鉄板あぐー、鉄板チーズの3種類、ご飯物も用意されています。
 お誕生日来店はラーメン50円、殿様、お姫様セットと称して飲み物、つまみ、ラーメンの組み合わせもあり、生活圏内にあれば通ってしまいそう。

 程なくして琉こがし700円、高いカウンター台越しではなく、テーブルまで配膳して頂きました。
 「あなたへ 来てくれて 本当に ありがとう」と印刷された海苔が目を引きますが、横へどけてスープを味わってみると、殆ど脂を感じない豚骨スープ。
 油は感じないけれども旨味は十分感じられてこれは美味しい、やや力弱さを感じるので「パンチ不足」とか「ヒキが弱い」と称されるでしょうけど、ラーメンのことを何も分かっていない奴らはこの店に来なくていい。
 さらに驚かされた極細麺の美味しさ、自家製麺だから旨いのではなく、旨いから自家製麺だと。
 しっかりした味のチャーシュー、多めの茹でモヤシと刻みネギ、食べ進めるにつれてマー油が全体に行き渡っていってさらに美味しい。

 するすると食べてしまって、食べ終わってしまって、旨かったなぁと顔を上げると「「食後にかき氷はいかがですか」と勧められました。
 かき氷は大好きなんだよね、と答えながら美味しく頂いていると、カウンター台越しに「マーユ、大丈夫でしたか」と料理をされていた店員さんが声を掛けてきました。
 一言、二言のつもりがたまたまお客さんが途切れて30分以上話し込んでしまいました。
 いやぁ、美味しかった、ご馳走様でした、次回、沖縄に来ることがあったら必ず立ち寄りたい。

 調べてみると通堂出身、つまり青は藍より出でて藍より青し、ですな。

 色々と考えながらホテルまで歩いて就寝。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
沖縄ですかぁ、素敵ですね。

ダチョウの肉ははじめて見ました。

でも気になったのは、ツアーだから団体行動じゃなかったんですか??

まさか巻かれちゃったとか。
Posted by まどか at 2012年10月30日 16:04
まどかさん

 コメントありがとうございます。
 ツアーではないですよ。
Posted by ふらわ at 2012年10月31日 07:38
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