セールやイベントでの大行列。
「スイマセン。もう少し前へお詰めください!」
このアナウンスでは、お待ち頂いているお客様に
より大きなストレスを与えてしまう可能性があります。
では、どのようなアナウンスがいいのか…?
列を詰めたい
尚且つ
お客様を不快に感じさせたくない
それを望むなら、
お客様の一歩先にひらを差し出して
このようにアナウンスするのも一つの方法です。
「前のお客様に続いて、もう一歩お進みいただくことが出来ます。
お足元にお気をつけくださいませ。」
なんじゃこのアナウンス??
いいのです。
このアナウンスには、ポイント、そして意味があるのです
●前に進めという「命令」でも、詰めてほしいという「お願い」でもなく、
前に進むことが出来るという「可能性」を伝えているだけ。
「詰めさせられている」となると不快に感じるが
「前に進むことが出来る」となると…進みたいですよね。
●「前のお客様に続く」というキーワードで
「皆同じ行動をとっている」と刷り込むことが出来る。
●「もう一歩」というワードから
「さらに進むことが出来る」に近い意味を持たせる。
●「足元にお気をつけ~」←ここがフォーカスされるが、
そこには「前に進むこと」が前提条件として含まれている。
※ちゃんと笑顔と手のひら(身振り)出すのが大前提ですからね。
選ぶ言葉一つで
人の行動を
感情を動かすことが出来ます。
さぁ、大型イベントで忙しいサービス業の皆様
言葉のチョイスを上手く使って
本日も頑張ってください(`・ω・´)ゞ
Today is beautiful day
保田