• たくさんの励ましのお言葉ありがとうございました。後書きの代わりです(愚痴が多いので見たくない方はご遠慮下さい)
  • たくさんの励ましのお言葉、ありがとうございました。

    正直、削除すると書いて反応されるのは数人くらいだと思っていました。
    昨日は風邪気味で夕食もとらず18時以降は寝ていました。朝、通勤電車の中で携帯を見てビックリしました。活動報告に100名以上、メッセージも50件以上、感想は数え切れないくらいのコメントを頂きました。

    昨日はかなり感情的になっていたことは否定しません。
    一夜経って、断筆宣言に後悔しております。
    ですが、綸言汗の如し(君主ではありませんが)、覆水盆に還らず。
    とりあえず、何ヶ月か頭を冷やします。
    ですが、削除についてはこのまま実行します。
    そして、風生という名前のアカウントも一旦閉めます。

    元々、第一章から改稿するつもりでしたから、もしかしたら別のアカウントで復活しているかもしれません。(ここ「なろう」ではないかもしれないですが)

    後書きで書こうと思っていたことを少しだけ書きます。

    そもそもこの作品は練習用でした。
    描写の練習のため、第一章はとにかく書く、第二章は生活と風景を中心に、第三章はドライセン王国の描写とパーティでの戦闘シーン、第四章は迷宮の描写とヒロインたち主要キャラとのからみ、第五章は陰謀や人間心理について、第六章は主人公、悪役、主人公を取り巻く人物たちの三つの視点からスパイラルに収束させて話を完結するでした。
    既に削除した「リーデルの風」と姉妹作になる予定で、リーデルが転生者、滔々がトリップ者でほぼ同じ能力を持ったそれぞれの主人公がどう動くかやってみたかったからです。ですから、クロイツタール公爵暗殺未遂事件やジャルフ帝国の工作員の話は元々、リーデルでも出てくる話で、更にこの後、宮廷での陰謀、帝国の侵攻などと絡めるつもりでいました。
    と言ってもリーデルの主人公と大河が邂逅することは考えていません。噂程度で出てくるような完全に独立した話にするつもりでした。

    本作品についてですが、プロットは投稿前から数えて、3回変更しています。
    1回目は投稿直後、2回目は8月中旬、3回目は9月下旬です。
    プロットの変更で大きな点は、ノーラたち5人娘を含めたヒロインに関することです。
    投稿前プロット(Aプロット)ではノーラたちはいませんでした。ヒロインはエルナととアマリーのシルヴィアの3人で騎士にもならず、エルナ、アマリー、ミルコの死をきっかけに冒険者として世界を放浪するというストーリーでした。
    投稿直後プロット(Bプロット)では、ノーラたちがヒロインになりました。Aプロットではかなり暗い話になりそうでしたから、すこし明るくなるように5人まとめてヒロイン候補にし、アマリーを退場させました。そして、このプロットでも騎士にはならない話で完結させようと思っていました。
    8月中旬のプロット(Cプロット)は、シルヴィア、アマリー、エルナ、ノーラたちと今の構成と同じです。騎士になり、アクセル、テオの二人も登場するほとんど最終形ですが、グンドルフに殺されるのが、エルナとミルコだけでなく、アマリー、テオも死ぬ予定で書いていました。これは続編を意識し始めたため、戦記物にするつもりで修正したものです。このプロットの変更は特に違和感なくできたと思っています。
    9月の下旬にこのキャラたちが殺されるシーンを書いていたのですが、あまりに筆が進まず、第六章「死闘編」の12話くらいまで書いたのですが、書いている自分が鬱になりそうで、止む無くアマリーとテオは生き残りました。これがC’プロットになります。
    C’プロットでも散々に言われましたから、Cプロットでしたらそこで書くのをやめたかもしれません。
    正直なところ、ノーラたちを出したのは失敗だったと思っています。キャラ的には村を出る話からクロイツタールでアンジェたちと出会うところなどのストーリーまで考えていましたので、好きなキャラだったのですが、第六章で折り合いをつけるのに苦労しました。
    もう一点の失敗は皆さんからたくさんコメントを頂いた第二章のラストシーンです。7年後の話は個人的には好きなシーンですが、ドキドキ感が無くなるという感想は納得できるものでした。最初に書いたものではシルヴィアが横にいる描写もあったのですが、省いてよかったと思っています。

    このようなことが起こらなければ書いたであろう構想は、外伝でミルコが主人公の「孤高の剣士」、グンドルフが主人公の「堕ちた英雄」、魔術士試験のショートストーリー「魔法の凋落」がプロットを作り始めたところでした。
    大河については、ジャルフ帝国との攻防を三人称で書こうかなと思って、クロイツタール城の間取りや支城の配置、クロイツタール領の地理などを纏め始めたところでした。

    この辺りの話を11月8日に楽しく笑って投稿したかったのですが、すいません。
    先週の金曜日に一応書き上げたところまではとても楽しかったんですが...


    ついでですが、リーデルの風は、プロットは既に完成していますので、前回の投稿とは趣向を変えて、幼少期から時系列で書いていくスタイルにするつもりで幼少期編を5万字くらい書いたところでした。
    生まれ得なかった作品の話を書いても仕方が無いですが、発表云々はともかく、少し落ち着いたら、この辺りはじっくり書いていこうかなと思っております。

    実際には浮気をして、SF物の宇宙戦ものにしてしまうかもしれません。こちらは科学技術などの世界観がまだきっちりできていないので、何年先になるかは判りませんが、話的には宇宙を舞台にした海洋小説「ホーンブロワー、ボライソーシリーズ」のような感じを考えていました。シーフォートシリーズに近いものといった方が判りやすいかもしれません。

    大風呂敷を広げても「お前にそんな才能はないだろう」といわれるのがおちですし、また、ネガティブな感想を山のように頂くことは目に見えています。
    なお、今回のネガティブな感想は残っているものがすべてではないと言うことは明記しておきます。この騒動が始まってから書いてあった感想がいくつか消えていました。

    長々と愚痴をこぼしましたが、今まで応援してくださった方々に感謝いたします。
    曲がりなりにも「なろう」で一位になったのは皆さんのおかげだと思っております。

    このような終わり方で大変心苦しいですが、これで一旦筆を置きます。
  • 2012年 10月29日 (月) 09時55分

コメント

完結おめでとうございます。

毎日更新は少ないのでとても重宝しておりました。そして削除の旨を聞きとても疑問に思いましたが、ここを読んで納得し、名前からも分かるかと思いますが、ここに書くためだけにIDを作った次第であります。

感想
とても面白かったです。毎日このサイトを四六時中開いている私としてとてもこの作品は実に勝手ながらとても重宝させて頂きました。
幾つか知って欲しいことがあります。
それは、クレーマーがいる程この作品は多くの人に読まれ、最低でもクレーマーの数の10倍はその逆が存在しているということを知って欲しいのです。
ランキング1位に長期間輝くということはその証拠ではないでしょうか?
そのような作品がレベルの低い作品だと本当にそのように思っているのですか?
もし、そうだと言うなら他の作品は一体どうなってしまうのですか?
ですから、この作品はつまらないものではありません。
どんなに凄い作品だろうと、個人個人の主観により作品の良し悪しは変わります。優秀な作品とはより多くの人が良しと評価する作品だと私は思っています。ですが、個人個人の主観により、評価は変わるものです。どんなに良い作品であろうとも、その逆は少なからず存在してしまうでしょう。ですからクレーマーが存在するのも、仕方のないことだと私は思います。ですから、〝クレーマーがたくさん出る程この作品は多くの人に読まれ評価されている〟と考えてください。お願いしますm(_ _)m

この先、このサイトを見つけた人が、この作品を読めなくなって行くことがとても残念でたまりません。
既に読んだ人が読み返せなくなるのも残念でなりません。
ですから、本当に削除をしないで欲しいのです。考慮の程をよろしくお願いしますm(_ _)m

書くのに時間をかけてしまい、今、時間がないので、時間が出来た時にもう一度ここで書けなかったことを書き込みたいと思います。

削除をもう一度考え直して下さい!m(_ _)m
新作も期待しております。

最後に
完結お疲れ様でした☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
投稿者:辞めようなんて悲しいことを言わないで欲しいよ(T_T)  [ 2012年 10月29日 (月) 20時40分 ]
初めてコメントさせて頂きます。
本作品をとても楽しく読ませていただきました。
途中毎日12時に投稿されている事に気づいて「この人スゲー!」と感激したのを覚えています。

顔が見えないのをいいことに、罵詈雑言を吐く心ないクレーマーはネット上では沢山見かけます。削除はとても残念ですが、これに負けずに新たなストーリーを紡いでくれることを願っています。

改めて、面白い作品をありがとうございました!!
投稿者:富士山13合目  [ 2012年 10月29日 (月) 20時38分 ]
本当にお疲れ様でした。
この数カ月、毎日楽しく読ませて頂きました。

心無い少数の人間のせいで、一旦退かれるのは本当に残念です。
こちらでは無いとしても、またどこかで風生さんの
(その時は名前も異なるでしょうが)お話を読んでみたいです。

面白い話を作るのにも才能が影響すると思いますが(どんな作品を
読んできたのかも大きく影響すると思いますが)
それ以上にお話を書き続け、完結させることが一番の才能だと思います。
風生さんは、そのどちらの才能にも恵まれていると思います。

シーフォート的なお話に、またどこかで巡り会えることを祈っております。
思えば、作品の重厚さなど、風生さんの作風はシーフォートを思い起こさせる部分がありますね。
ラノベのような軽い作品しか読んでいない若い読者は、
「大河のように」の面白さがわからないのかもしれません。
投稿者:蕾翔  [ 2012年 10月29日 (月) 20時34分 ]
お疲れ様でした。

作品とても楽しみに読ませて頂いていました。

今回このような事になってとても残念です。

でも風生様のお話、応援していて好きだって思っている人もたくさんいたんだってどうか

覚えていて下さると嬉しいです。

風生様のご健康とご多幸をお祈りしています。
投稿者:ヨウ  [ 2012年 10月29日 (月) 20時28分 ]
はじめまして。ここに書くためにユーザー登録しました。
完結お疲れさまです。
毎日仕事のお昼休みにまずこの小説を読む生活をしてました。
非常に読みやすく、ドキドキワクワクと臨場感があり、滔々と〜は本当に好きな作品です。
仕事の活力として毎日毎日楽しみにしていました。この作品には、いくら感謝してもしたりません!

今回の事は非常に残念です。クレーマーに対して怒りしかありません!

良い作品は心の健康からだと思いますので、しっかり養生して風生さんがまた戻ってこられるのを心よりお待ちしています。
投稿者:さんばんめ  [ 2012年 10月29日 (月) 20時23分 ]
朝からメッセージ送信は
迷惑だろうと思って
(仕事に差し支えてはと)
20時頃に
送るつもりでしたが…
こちらをみつけたので
置いておきます。

割と赤面モノの内容ですが…見なくても良いです


色々と言われてしまって、
随分と
傷付いてしまった様ですね。
正直なトコロ、
曲がりなりにも
『小説家になろう』
という場所で
小説を書いてきた方が、
筆を折りたくなる程に
心を傷付けられる。
この場所の現状も物悲しい
気分にさせられますが、
気付いていますか?

「調子に乗っている」とかの、
単純に暴言を吐いている
輩に混じって、傷付けられた
自分の心に対する
代償行為として、
心ならずも惨い言葉を
書き殴ったヒトも居た事を…
勝手に期待した方が
悪いと言えば
そこまでなのでしょうが

話の筋からして、
準レギュラー的な
立ち位置のキャラクターから、
グンドルフの犠牲者が
出るかも知れないとは、
私も思って居ましたので、
ミルコとエルナについては
意外ではあっても或る程度
推察する余地が在ったので、
正直そこまでショックは
受けませんでした。
ですが私が考えていた様な事を
考え付かなかった、
あるいは他のキャラだろうと
アタリを付けていた
ヒトからすれば、
思い入れもあったでしょうから
感情移入していた分だけ
暴言として置き換わって
しまったのではないでしょうか?
寄せては返す波の如く、
左右からの連打に因って
膨れ上がった
嫌悪や非憤の感情を
どうしようも無く
書き記してしまった事実を
判ってくれとは
私にも言えません

以前、同じ事を
別の方に対して
行った過去のある自分には
口が裂けても
言えそうにありません…


それでも、
私は思うのです。
傷付けられたと喚き立て、
貴方を傷付けた情けない
ヒト達と同じ事を…

作品を削除する事で、
それでも貴方を肯定した
その他大勢であろう、
読者さんの思い出を
傷付けないで欲しいのです


最早嫌悪の対象と成り、
汚点として消し去りたいと願う
モノであったとしても、

何時か、
いつかを期待する
1読者として、
残しておいて欲しいと
思います。


自分勝手な事を
長々と書き連ねた挙句に
馬鹿な事を言いました。
傷心のあなたに、
この様な事をお伝えするのは、
流石に如何かとも考えますが…
出来れば何時の日か、
貴方の読者を
思い出して貰えればと、
そう、想うのです。
投稿者:新月だってお月見です  [ 2012年 10月29日 (月) 20時20分 ]
そうですか、決意は変わらず………。
ですが言った事をそうホイホイ変えるよりは幾分かマシですね。
この経験を次に生かしていけばいいと、私は愚考します。
またどこかで会えるのを楽しみにしています。

………結局エルナ死ぬのかよ(涙
仕方ないとは言え、哀しくありますねw

投稿者:直正  [ 2012年 10月29日 (月) 20時17分 ]
完結お疲れさまです。
Cプロットでヒロイン枠はエルナシルヴィアにおさえて、5人娘とアマリーがいらなかったんじゃないかと、その場で助けて終わりなどなど。
これを見てそう腑に落ちました。
投稿者:kabosu  [ 2012年 10月29日 (月) 20時14分 ]
じっくり休養して下さい
創作活動はメンタルケアが重要ですから、書きたくなるまで待つのも重要ですよ
あと何か言われても、誤字の指摘ぐらい思うのが肝要です
最終的に辻褄が合えば良いので途中で何を言われようが気にする必要はないと思います
伏線を仕掛けた処にガヤガヤ言ってくる連中には、シメシメ引っ掛かったとニヤニヤとしてれば良いと思います

今後の活動に期待しています
取敢えず、無責任にも「海洋小説に期待しています!」とリクエストしておきます
(難しいジャンルですが、挑戦してる方が少ないので狙い目かも知れません)
投稿者:シグルト  [ 2012年 10月29日 (月) 20時05分 ]
完結お疲れ様でした
大河は毎話更新を楽しみにしていた作品の一つでした
批判がお辛かったようですがそれを理由に筆を折る作家さんも多い中、
一区切り付いて一応の完結まで書いて頂けたのも嬉しかったです
受け取るばかりの読み専で、返せるものといったら感謝の言葉くらいですが
ありがとうございました!
投稿者:すずしろ  [ 2012年 10月29日 (月) 19時51分 ]
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