劇団四季

王者の凱旋に劇場が揺れた!――大阪『ライオンキング』が12年振りに開幕!

2012-10-30  

10月28日(日)、大阪四季劇場でミュージカル『ライオンキング』が12年振りに幕を開けました!
『美女と野獣』に続く“四季×ディズニー”のコラボレーション第2弾として1998年に四季劇場[春]のこけら落とし公演にて日本に上陸し、翌年1999年には大阪でも開幕。2001年1月に惜しまれながら閉幕してから約12年の歳月を経て凱旋した“ミュージカルの王者”は、その間に国内上演回数8000回、四季劇場[春]での14年間連続ロングランを達成するなど、遥かにパワーアップして帰ってきました!
満員御礼となった初日。劇場は、開演前からロビー・客席ともにお客様の“待ちに待った!”という熱気と興奮で満ち溢れていました。それもそのはず、開幕前にして一年間のロングランが決定しており、来年5月までのチケットはほぼ完売という異例の事態。関西の皆様がこれほどまでに『ライオンキング』を楽しみにしてくださっていたことに、劇団員一同、胸を熱くしての開幕となりました。

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街では開幕を報じる号外も配布されライオンキング一色に!

サバンナの王となる宿命のもとに生まれたライオンの子・シンバ。しかし、自分の命を救うために偉大な父・ムサファは命を落としてしまいます。緑豊かな王国プライドランドを追放され、失意のどん底に堕ちたシンバ。彼を救ったのは、辺境の森に住む愉快な仲間、ミーアキャットのティモンとイボイノシシのプンバァ、幼馴染のメスライオン・ナラ、そして満点の星空からシンバを見守る父・ムサファの魂でした。王者のプライドを取り戻したシンバ。その先に立ちはだかるのは、ハイエナたちを手下につけ暴君と化した叔父・スカー。父の遺志と王者の誇りをかけた戦いの火蓋が、今、切られます。

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「サークル・オブ・ライフ(生命の連環)」という壮大なテーマのもと、親子の絆、心の成長を謳った物語をドラマティックに彩るのは、作曲エルトン・ジョン&作詞ティム・ライスのゴールデンコンビによる珠玉のナンバー。サバンナを駆ける動物たちの躍動をアーティスティックに表現するのは、歌舞伎や文楽、影絵、仮面劇などアジアの伝統芸能の要素を取り入れた天才舞台芸術家ジュリー・テイモアによる舞台美術。4人の俳優が脚となって動かすゾウや竹馬に乗って舞台上空から客席を見渡すキリンなど、その創造性と迫力は幕開け冒頭からお客様を圧倒していきました。
さらに、今回の公演で初披露となった関西弁によるティモンとプンバァの掛け合いも大好評!
まるで漫才のようなテンポの良い間と地元大阪にちなんだネタの数々で、客席は大きな笑いに包まれました。
そして、物語はクライマックスを迎え・・・・。
終演後、オールスタンディングとなった場内の興奮は収まらず、大喝采で迎えられたカーテンコールが予定を超えて何度も繰り返される中、大阪ロングランの記念すべき開幕初日の幕が下りました。

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また、公演終了後はリッツ・カールトンホテル大阪でオープニングパーティーが催され、劇団四季代表・浅利慶太をはじめ、阪神電気鉄道の藤原崇起社長や江崎グリコの江崎勝久社長などご支援いただいている企業の方々によって、一日でも長く関西の皆様に『ライオンキング』を楽しんでいただけるよう祈願の挨拶が述べられました。

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(上段)阪神電気鉄道株式会社 代表取締役社長・藤原崇起氏 / 劇団四季代表・浅利慶太 / 江崎グリコ株式会社代表取締役社長・江崎勝久氏
(下段)パーティに駆けつけた出演者と子役には盛大な拍手が送られました。

大喝采と熱狂で迎えられた“ミュージカルの王者”の12年振りの大阪凱旋。今後も一日でも長くロングランを続けていけるよう、カンパニー一同、誠心誠意務めてまいります。ぜひ皆様、劇場でこの感動を分かち合ってください!
ご来場、お待ちしております!


『ライオンキング』大阪公演
大阪四季劇場
10月28日(日)〜2013年5月31日(金)公演分までほぼ完売
◆2013年6月1日(土)〜9月29日(日)公演分
10月27日(土)「四季の会」会員先行予約開始
11月 4日(日)一般発売開始

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