Smile to Heart 希望の牧場 Project 取り組み・活動について

災害で失ってしまった命、その命を思う今を生きる人々。 そして、置いていかれてもなお生きている動物の命。 福島第一原発の警戒区域となっている20キロ圏内には、 いまもなお、多くの動物が取り残されており、 このままでは餓死か安楽死(殺処分)しかありません。

「殺してしまうのでなく
 いかすことはできないか」


その命を思う、関係者や多くの日本人、世界の人たちの思い。 それに対して私たち日本人はどうあるべきなのか、どうすべきか? 答えは一つではないかもしれませんが、とにかく目を逸らしてはなりません。
無意味に殺されそうになっている命を守り、保護。そして、いかすために 当プロジェクトでは、あらゆる方策を講じてまいります。

Project Members >>

Back Number

2012年10月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

and More..

New Entries

Attention


  • 投稿されたコメントはブログ管理者の承認後に公開されます。
  • 投稿いただいたコメント、ご質問等の全てに返信できない場合があります。
  • コメントは内容により予告なく削除する場合もございますので予めご了承下さい。
  • 掲載された記事・写真等の転載は「希望の牧場~ふくしま~」事務局へメールにて掲載先URLをご一報いただけますようお願いいたします。なお、無断で加工・転載などを行うと著作権法に基づく処罰の対象になる場合があります。

« 【お知らせ】あす福島県政記者クラブで会見を行います | メイン

2012/10/30

代表吉沢が本日、緊急会見 弁護団とともに南相馬警察署へ

いよいよ

国がオフサイトセンターが、

希望の牧場の牛を生かす活動を、
牛を助け合いながら守り続ける農家約10軒と約800頭の被ばく牛を、
いかに邪魔ものとしてとらえているか

原発事故の証拠隠滅=全頭抹殺
その企みが今回明らかになった

このたびの問題は、
私にとって希望の牧場にとって
大変なことではある

だけれども今後も、

原発爆発事故で双葉郡を追い出された避難民100000人
また21000人の浪江町民の無念の気持ちを背負って、
牛を生かし続けることでその気持ちを少しでも晴らしたい

避難民は、自滅するわけにはいかない
警戒区域の復興のためにも
この厳しい状況から逃げ出すわけにはいかない

私は、正々堂々と戦う

警戒区域とは何か
災対法とは何か
オフサイトセンターとは何か
原発とは何か

牛を生きた証人として
牛たちと運命をともにしながら
原発事故を忘れないためにも
問いかけていかなければならない

こんな小さな、些末なことで
全体を見ることを忘れてはならない

私は、希望の牧場は、
残りの人生をかけて、原発を乗り越えたい

みんなで安全な日本の未来のために
連帯し、考え、戦おう

2012.10.30 吉沢正巳


******************************


<< 県庁での会見 >>



******************************


<< 弁護団声明 >>


2012年10月30日

希望の牧場被疑事件(吉澤正巳氏、尾崎孝史氏)弁護団

弁護士
梓澤和幸,高橋右京,倉知戸智広,井堀哲,田場暁生,中川亮

連絡先
東京都千代田区神田須田町1-3 NAビル4階 東京千代田法律事務所
(電話)03-3255-8877 (FAX)03-3255-8876

1 福島県警察本部・南相馬警察署は、今年5月31日に希望の牧場代表者・吉澤正巳氏が、写真家尾崎孝史氏を伴って、警戒区域内にある浪江町を訪問したことに関し、災害対策基本法及び原子力災害対策特別措置法違反を被疑事実として両氏に出頭要請を繰り返し、取材目的、取材内容、取材対象等に関する事情聴取を試みるにとどまらず、取材相手である被災者宅に訪問して事情聴取を行い、同行した他のジャーナリストに対する事情聴取を行うなど、捜査活動に名をかりた人権侵害行為を行っている。

2 福島県警察本部・南相馬警察署の上記各行為は、強大な権力を持つ警察がジャーナリストの取材と報道につき事前に干渉しようとするもので、憲法21条1項で保障された表現の自由の精神(事前抑制禁止の原則)から許されないものであるとともに、警察が刑罰権の行使を背景に取材活動を制限するものであって取材の自由、知る権利を侵害するものである。

3 また上記各行為は、吉澤氏、尾崎氏らに対する被疑事実としている原子力災害対策特別措置法63条1項(同法で読み替えられる災害対策基本法63条1項)の趣旨である人の身体又は生命に対する危険の防止、すなわち住民の保護という目的(「逐条解説 災害対策基本法」310頁)を超えるものであって、その適用を奇貨として国民の人権を恣意的に制約するものに他ならない。
 浪江町長は「公開要望書について(回答)」(本年5月31日付)において、ジャーナリストの同行に係る立入許可申請については特別な条件を付していない旨明確に確認しており、浪江町がジャーナリストの同行については何ら制限していないことは明らかである。 よって本件福島県警察本部・南相馬警察署の各行為は、被疑事実としている災害対策基本法、原子力災害対策特別措置法の基本的趣旨に反し、憲法21条1項の表現の自由を抑圧する恣意的な捜査権の濫用と言わざるを得ない。

4 弁護団としては、福島県警察本部・南相馬警察署に対して、これまでの吉澤、尾崎両氏に対する捜査活動を強く非難すると共に、本件に関し両氏及び同行したジャーナリスト、関係者に対する事情聴取、呼び出しその他一切の捜査活動を中止することを求める。

以 上


******************************


<< 南相馬警察署前でのぶらさがり >>


コメント

国は多くの真実を必死で隠そうとしています。
原発被害をたいしたことはないとしたいのでしょう。
そして、経済界からの圧力(=お金)に負け、原発の再稼働に持って行きたいのです。
その為に真実が報道されると困るんですよ。
しかし国民はそこまでバカじゃないです!
まだまだ原発事故の収束に至ってない事もわかっています。
国のバカどもが自分達の事しか考えてないのもわかっています。
どちらが正しいか、きちんと報道してもらい、国民の目で判断して欲しいです。

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

live camera

SPECIAL LIVE CAMERA 24HOURS

※メンテナンス等のため予告なく、休止する場合があります。

ライブカメラ1号機
「(有)エム牧場 浪江農場」事務所2階から見た牧場西側の様子。         

ライブカメラ2号機
「エム牧場」事務所2階から見た牧場東側の様子。画面奥に見える煙突群は福島第一原発です。         

ライブカメラ3号機
子牛部屋カメラです。牛舎の一角に陽あたりのよい藁を敷いた部屋を用意しました。

リアルタイム放射線量測定

「希望の牧場」モデル牧場となっている、エム牧場(浪江町)内の放射線量の測定結果を24hリアルタイムでご覧いただけます。

■「希望の牧場~ふくしま~」
- 最新の放射線量 -

>詳しくはこちら

■[GPS連動 放射線量測定システム]
- GPRSS(ジープレス)-

牧場内に登録された各地点ごとの放射線量を配信中!

>詳しくはこちら

伝えたいこの一枚 PHOTOJOURNALISM

みなさんに見守られながら誕生した一頭の赤ちゃん牛。
1月19日にのぞみちゃんが生まれて38日が経ちました。
出産後、栄養が足らずおっぱいがなかなか出なかったお母さん牛の、ももこさん。
そして、暦は大寒を迎え寒さとの戦いも・・。

「ももこさん」
「のぞみちゃん」

素敵な名前を付けていただき、ありがとうございました!
サポーターのみなさんにも、
いつまでも温かく見守ってもらえたらと思います。

Img_7986_r
(親子並んでの2ショット! ももこママも、のぞみちゃんもとても人懐こいです。)
撮影:Kumiko OTANI

「ももこさん・のぞみちゃん」

みなさんに見守られながら誕生した一頭の赤ちゃん牛。 1月19日にのぞみちゃんが生...

もっと見る >>