反射性の塗料で小惑星の衝突から人類を救う–MIT院生のアイデアが国連で優勝
by Gregory Ferenstein on 2012年10月27日

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映画アルマゲドンでは、近く地球に衝突する小惑星の上に派遣された屈強な鉱夫たちが、メガトン級の核弾頭でそれを粉砕しようとする。しかし最近発表されたMITの論文は、小惑星の衝突による人類の滅亡を、ペイントボールで防げると主張する。ペイントボールの弾を、小惑星に命中させる。弾の中には反射性の塗料を入れておく。院生Sung Wook Paekの研究によると、小惑星の全表面がその塗料によって光を反射するようになったら、太陽からの光子の圧力が増し、それによってコースがそれる。下の短いビデオが、そのことを説明している。映画では、27ギガトンの岩が地球にやって来るのは2029年だったから、このコース逸らし技術は今からでも十分間に合う。

Paekの論文は、将来の小惑星の衝突から人類を救う新しい方法として、国連のコンテストで優勝した。映画「アルマゲドン2」を作るとしたら、まず、かっこいいペイント銃をデザインする必要があるね。

〔参考記事、2029年説。〕

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

  • http://www.facebook.com/people/Sugawara-Morihiko/100000534302920 Sugawara Morihiko

    ハリウッドに検証映画作成を希望!

  • http://www.wi-wi.jp/ 神崎渉瑠

    太陽風でも飛ばされないのに、光子じゃ無理だと思うんだけど。
    緊張をほぐしたおもしろアイデアだから優勝ってことじゃなくて、マジで開発しようってことで優勝?

  • 浩史 戸谷

    国連では発想、着想の競技をしているのか。小惑星うんぬんの発想が有用かどうかより、日本の大学関係者の多くに、その競技への応募法の詳細を知らせたほうが良い。今は知らない学生のほうが多いのではないか。特別に優秀な人でなくても考えつく。数撃ちゃ当たるだ。

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