(ソウル=ニュースワイヤー) 2012年10月24日--食品医薬品安全庁は(株)デワンからカツオブシ(燻製乾燥魚肉)原料の供給を受けた(株)農心、テギョン農産などが製造。国内に流通したラーメンスープなど30種類の製品のベンゾピレン含有量を検査した結果、非検出~4.7ppbで、韓国のくん製乾燥魚肉基準(10ppb以下)よりも低く安全な水準だったと発表した。
ベンゾピレンは燻製・加熱工程でどうしても生成される物質で、通常は原料に対する基準を設定・管理し、全世界的に加工食品に対する別途のベンゾピレン基準を設定している国家はないのが実情だ。
食品医薬品安全庁は該当製品摂取によるベンゾピレン露出量は韓国人が一日平均0.000005μgを摂取する水準において、調理肉類のベンゾピレン露出量より1000倍低い安全な水準だと明らかにした。
※料理肉類摂取によるベンゾピレン露出量:国民一日平均0.08μg
たとえば去る6月ベンゾピレンが超過検出(基準:10ppb以下)なったカツオブシおよび燻製乾燥サバ製品を製造・販売した(株)デワンと、この事実を知りながらスープの原料として使ったテギョン農産(株)大邱工場を行政処分して検察にそれぞれ拘束送検した。
※(株)デワンで製造・販売したカツオブシ製品ベンゾピレン検出量:10.6~55.6ppb
出処:食品医薬品安全庁
ホームページ:http://www.kfda.go.kr
2012/10/25
食品医薬品安全庁、「農心のスープに1級発ガン物質検出」報道関連説明
10/25/2012
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