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2012年10月29日22時25分

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91歳男性、中国道7キロ逆走 「家に帰ろうと思った」

 【森泉萌香】29日午後8時20分ごろ、三次市西酒屋町の中国自動車道下り線三次インターチェンジ(IC)付近で、「逆走車がいる」と近くの車から110番通報があった。逆走していた軽乗用車は約10分後、約7.3キロ東で待ち受けた県警高速隊の隊員に発見され、止められた。事故などはなかった。

 同隊によると、運転していたのは庄原市の無職男性(91)。県警が話を聞いたところ、「家に帰ろうと思っていた」と説明したという。この影響で中国道下り線は庄原―三次間が午後8時20分ごろから約25分間通行止めになった。県警が逆走の原因を調べている。

 県運転免許センターによると、免許更新時に70歳以上の場合は3年に1回の更新手続きと高齢者講習の受講が義務づけられている。75歳以上は他に、記憶力や判断力を調べる講習予備検査を受ける。同隊によると、男性は運転免許を昨年更新していた。

 県内の運転免許人口は6月末現在185万2524人で、80歳以上は全体の2.1%。全国平均の1.7%(昨年末)をやや上回る。(森泉萌香)

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