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【国際】

中朝国境豆満江の橋、崩壊の恐れ 羅先特区結ぶ輸送に障害

2012年10月29日 19時31分

 北朝鮮咸鏡北道元汀里と中国琿春市圏河をつなぐ橋の中国側に立てられた通行制限を知らせる看板=9月(安秉☆(王ヘンに民)氏提供・共同)

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 【ソウル共同】北朝鮮北東部の経済特区、羅先と中国吉林省琿春市を結び、中国が羅先へ物資を運ぶ事実上唯一の道路にある国境の橋が、橋脚が崩壊する危険があると判定され、9月3日から厳しい通行制限がかけられていることが29日分かった。韓国政府の韓国交通研究院の安秉ミン・北韓東北アジア研究室長が、現地調査や消息筋の話で確認した。

 中国は羅先の羅津港を経由した中国国内輸送の拡大を図っているが、通行制限で羅先と中国間の物資輸送に障害が出ているもようだ。北朝鮮の対中輸出にも影響が出ているとみられる。

 橋は日本の植民地時代の1930年代に造られた。

 

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