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2012年10月29日(月) 19:15 |
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老舗の証券会社が経営難で譲渡
観光客も足を止める名所のひとつが消えるかもしれません。 倉敷美観地区にある老舗の証券会社が経営難により無償で譲渡されることになりました。
証券の譲渡先は、鳥取市の大山日ノ丸証券です。 株式や債券、それに投資信託など、金融商品の取引事業全般を無償で譲渡します。 29日開かれた会見で明らかにされたもので、北田証券としての営業は来年1月25日で終了し、28日からは、大山日ノ丸証券の倉敷支店として再出発するということです。 なお、従業員14人と顧客は、新たな体制に引き継がれます。 北田証券によりますと、株式市場の低迷などで2008年以降赤字の経営状態が続き、経営の効率化や収益基盤の強化などを図るためには、譲渡せざるを得なかったということです。 譲渡は、来月24日に開かれる北田証券の株主総会で正式に決定される予定です。
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