ときがわ町産の「野生きのこ」に関する国の出荷制限指示がありました
課所名: 森づくり課
担当名: 森林技術・林業支援担当
担当者名: 阿曽、阿部
内線電話番号:4325
直通電話番号: 048-830-4325
Email: a4300@pref.saitama.lg.jp
本日、原子力災害対策本部長(内閣総理大臣)から埼玉県知事に対して、原子力災害対策特別措置法第20条第2項に基づき、ときがわ町で採取された「野生きのこ」について、当分の間、出荷することを差し控えるよう、ときがわ町及び埼玉中央農業協同組合に要請することとの指示がありました。
これは、ときがわ町産アカモミタケ3検体から、基準値(100Bq/kg)を超える放射性セシウムが検出されたことで行われたものです。
県は、すでに農林産物直売所を運営するときがわ町長及び埼玉中央農業協同組合長に対して、野生きのこの出荷自粛を要請しているところですが、今回の指示を受けて、改めてときがわ町産の「野生きのこ」の出荷の制限を要請します。
また、ときがわ町を通じて、町民並びに町内の農林産物直売所、土産物店、飲食店及び旅館等に対する注意喚起を行います。
さらに、近隣の市町村、農業協同組合及び卸売市場に対して、野生きのこの取扱について同様の注意喚起を行います。
出荷制限指示に係るモニタリング調査結果
品 目
| 産 地 市町村名 | 放射性 セシウム 計 | 検体採取日
| 結果公表日
| 分析機関 |
アカモミタケ (野生きのこ) |
ときがわ町 | 210 | 平成24年10月24日 | 平成24年10月26日 | 一般財団法人 新日本検定協会 SK横浜分析センター |
210 | |||||
230 | |||||
基準値(一般食品) | 100 |
|
※ 出荷前に放射性物質調査を行っているため、基準値を超える「野生きのこ」は農林産物直売所等に出荷されていません。
※ これまでに出荷された「野生きのこ」については、前回(10月19日)までの調査で安全が確認されたものです。
※ 生産管理されている原木しいたけ等の林産物からは、基準値を超える放射性セシウムは検出されていません。
※ 今後も「野生きのこ」の発生に合わせて、放射性物質影響調査を実施します。