RSウイルス感染症患者が全国的に増加しており、埼玉県内においては、平成24年第40週の報告数は、統計を始めた平成15年以来、過去最高となっております。
朝霞保健所管内においても、1医療機関あたり2.92人で、9月以降、依然として報告数の多い状態が続いております。
RSウイルス感染症の流行は、例年12月頃にピークを迎えることから、今後、更に流行が拡大する恐れがあり、十分な注意が必要です。
年齢別では、1歳未満が最も多く、2歳児までが8割以上を占めています。
RSウイルス感染症は、風邪に似た症状で多くの場合は軽症で、特別な治療法はありませんが、感染力が強く、1歳未満の乳児や、先天性疾患を持つ小児は重症化することがあります。