VLAN組めるのに安価なギガハブ NETGEAR GS108Eと Cat5e LANケーブル購入
NTT-X Storeで、GS108Eと LANケーブルを購入しました。NETGEAR製品とLANケーブルは NTT-X Storeが安い。
LANケーブル
LANケーブルの方は、家中の残っていたCat.5ケーブルを全て 5E(単線)へ変更する為に数本のカテゴリー 5Eケーブルを購入しました。Cat.6以上は値段が倍になるので見送り。
LANケーブルは私が調べた中では NTT-Xが一番安かった。海外も安いんだが、この手の品質の見え難いものは不安(実際に数本購入したのだが微妙だった。「当り」の販社を見つけるのにコストが必要。)。
ヤフオクも安い出品がありましたが取引が面倒なので却下。大量買付けなら気になる差額かも。
色固定、5mを5本固定の条件なら、coregaダイレクトのオマケに100BASE-Tハブが付いてくるセットが 1本 200円以下なので安いけど、送料がプラスされるので NTT-Xとイーブンかもしれない。
これまで自作ケーブル派でしたが、現代では逆に高くなりそうなので止めました。家庭レベルなら、既製品でいろんな色や太さのケーブルを混合させた方が、どれがどのケーブルなのか分かりやすいし既製品お勧め。
NETGEAR ProSafe Plus GS108E
NETGEAR ProSafe Plus GS108Eを購入した理由は、普通の Hubに金額をチョット足すだけで多機能。とにかく VLAN機能が欲しかった。
ちょっと高い分は、保障が「実質永久保障」と思えたので気にならなかった。C社とB社の Hubが数年で調子を崩したので、これには期待。そもそも B社はネットワーク機器の会社じゃないし。
消費電力も 5ポート使用時で 2.5w程度と少ないのが気持ち良い。
理想的なデザイン
コンパクトサイズ! 正直小さすぎて不安でしたが、中身が詰まってもいないのにムダに大きくても意味がないので理想的だ。
メタル・ケース!プラケースのHubはアカン。ケチりすぎ。「プラケースだから軽い!」なんてプラケースで誤魔化せるような小型ホームユースHubなんか金属筐体でも軽いよ。
電源はアダプタ! ノイズと熱の塊である電源を内蔵してる Hubなんてクレージー。アダプタ式の本製品は正義。
ポートは前面! 状況把握に適し、抜き差しの容易な前面ポートこそ正義です。ケーブルが触覚の様に後ろに向かってグイィとなっていないと Hubって感じがしないよね。
ポートVLANは超簡単よ
VLANと聞いて「出た!専門用語!」とか「面倒臭そう」とか思った方、早まらないで。
超簡単だから。
超簡単にネットワークを分離する機能が VLANなんだから!
「接続機器が多いとトラフィックを削減できる」とか、ややこしくなる話もあるけど、今回は超簡単に無線LANから有線LANへアクセスさせない為のVLANの話ね。
我家の LANは、こんな感じで構成されております。本当は 1階と 2階で別れていたり、もうちょっと複雑です。でもプリンターをルーターに直接繋げてるところなんか、ちょっと複雑なところは残してみました。
有線LANから無線LANを覗く必要はありません。
無線LANからは有線LAN側のPCにアクセス出来ません。AirPrintするかもしれないのでプリンタにだけは接続したいです。
以上の機能を、ルーターの設定とか弄らなくても、この Hubに繋いで、専用のGUIアプリケーション上から、ココとココがグループ。次のグループはココとココ。 ってな感じで、簡単に設定できるのです。
上記スクリーンショット例は、1番ポートに接続した機器は全てのポートと通信可能。7番と、8番は、それぞれ 1番以外とは通信出来ない設定です。簡単でしょ。設定確認後、念の為にテストはした方がイイですよ。
ちと難しかったぞ。と言われそうなケース
「超簡単に LANを分離出来る!」と言いましたが「ちと難しかったぞ。コノヤロー」と怒られるかもしれないのは、GS108Eの IPアドレスの初期値が DHCPクライアントではなくて 192.168.0.239固定なので、192.168.1.な環境だった場合に、「付属ソフトでアクセスできなかったぞ。コノヤロー」と、怒られる事くらでしょうか。
落ち着いて 192.168.0.10辺りに固定IPにしたパソコンから、2台っきりの世界を構成し、GS108EのIPアドレスをDHCPクライアントモードなり、接続したいセグメントに変更してからアクセスしてください。
モニタリング機能
便利で、なんだか楽しいモニタリング機能も付いてます。
「楽しい」と書きましたが、初めて見る正常動作時には楽しいかしれませんが、マジで必要な場面では全然楽しくないが助かるかもしれないモニタリング機能です。
ポート毎の通信量が見れるポート統計
上記スクリーンショットを見ると 5番の送信量が多くない?って事です。5番にファイルサーバー繋いでます。ファイル送信しまくりなんですね。
「CRCエラーパケット数」が多いと何か問題があります。異様に通信量が多い場合も何かあるかもしれません。
ケーブルテスター
本当に役に立つのか怪しんじゃいますが、ケーブルテスター機能があります。
ちょっとテストしてみました。
8番ポートが「オープンケーブル 25m」と出てますがドンピシャです。8番ポートに長さ25mのケーブルを指して、相手側を抜いた状態でテストした結果がコレなんだよ!です。
ただし、4番(Cat.5 10m)と 6番(FlatCat6 1m)もオープンケーブル状態なんですけど「ケーブルなし」と表示されました。10m以下の小物は相手にしないのでしょうか。
mac miniと本Hubをカテゴリー 5ケーブルで接続したところ 100BASEランプが点いてネットワークにも接続されちゃいましたが、ケーブルテスターを実行した途端にランプが切れて「ケーブルなし」と表示されたので、有益なテストと言えそうです。