神奈川県警多摩署が、コカインを所持した疑いで無職の女性(39)を誤って現行犯逮捕し、すぐに釈放していたことが分かりました。

 26日正午すぎ、川崎市多摩区で、「マンションで女性が叫んでいる」と通報を受けた警察が駆けつけたところ、無職の女性の部屋から透明な袋に入った白い粉が見つかりました。白い粉を簡易鑑定したところ、コカインの陽性反応が出たため、警察は女性を麻薬取締法違反の疑いで現行犯逮捕しました。しかし、反応が出るまでに通常よりも時間がかかったことから、女性を9分後に釈放して本鑑定を行ったところ、白い粉はコカインではなく脱法ドラッグでした。神奈川県警多摩署は、誤認逮捕だったとして女性に謝罪し、「今後はこのようなことがないよう、指導の徹底を図ります」とコメントしています。

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