アーサー王の生活大半を見つめた魔導師であり予言者であるある意味神クラスな人。
　人とインキュバスのハーフ、と言うことは微妙にエロかったりするんだろーか？母親は親父のように（色情狂？）にならないよーに生まれてすぐ教会で洗礼を受けさせたため、魔族化はしなかったが、親父の魔力が彼に不思議な力を与えることとなる。
　魔術使いの人、というよりも人を見下ろす上位者といった感じで、戦場で激烈な魔力を振るうというよりも隠れた激烈な魔力で世界を裏から支配するのが趣味。アーサー誕生の際にも彼の魔力が関係しており、ウーサー＝ペンドラゴンがイグレーヌを欲した際、敵国王女の部屋なんぞに近づけるわけねーため、イグレーヌの思いの人にウーサーを化けさせ・・・の手助けをしている。その見返りに生まれた子供＝アーサー(命名この人)を預かった。なんだろ？この頃はペンドラゴンの王家簒奪とかと眩んでたんだろーか？

• 「赤い竜(ブリテン)と白い竜(サクソン)との戦いは、コンウォールの猪（アーサー王）が現れて白い竜を踏みつぶすまで終わらない」
• 「この岩の剣を抜けばおぬしは人としては生きられぬよ」

etcパンドラの箱から引っ張り出してきたとしか思えねー完全予見を行使する。物語の中核に居座る『円卓』さえも彼がウーサー王に助言して設置させたモノである。 　選定の剣を舞台袖から引っ張り出し、それが折れたならば妖精の湖へ連れ出してエクスカリバーを引っ張り出し、父の代から相談役。こいつがいねーと話が進まないと言う英雄以上に重要なヒト。

―が、その後マーリンは溺愛した湖の妖精ニミュエの策略にハマり、地の奥底orブロセリアンドの森or塔の上or彼女作封印異空間の奥へと封印された。
　ガウェインがその場を訪れた際、封印状態のまま彼に助言を与えたが･･････以降出番なし。
　いや、ここまで歴史改変しかねんヒトは世界意志の名において永久封印しておいた方がいいでしょう。夢魔との混血ってことで百年程度じゃ死なないだろうし。