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2児死傷事故 危険運転致死傷罪で起訴10月26日 22時57分
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ことし7月、群馬県太田市で横断歩道を渡っていた小学生2人がトラックにはねられて死傷した事故で、検察は、トラックが信号無視をした無謀な運転が事故につながったとして、運転していた男を危険運転致死傷の罪で起訴しました。
起訴されたのは群馬県高崎市の無職、中島正人被告(33)です。
起訴状によりますと、中島被告は、ことし7月、群馬県太田市でトラックを運転していた際、信号無視をして交差点に進入し、横断歩道を渡っていた小学2年生の児童2人をはねて1人を死亡、もう1人に軽いけがをさせたとして、危険運転致死傷の罪に問われています。
警察のこれまでの調べに対し、中島被告は「信号が赤になったので急ブレーキをかけたが、間に合わなかった」と供述していたということです。
中島被告は自動車運転過失致死傷の疑いで逮捕されたあと、処分保留で釈放されていましたが、現場に残されたブレーキ痕やトラックに取り付けられたドライブレコーダーの記録などから、信号無視をして交差点に進入した疑いが強まり、検察は、無謀な運転が事故につながったとして危険運転致死傷の罪で起訴したということです。
また、逃亡のおそれがあるとして26日、勾留されたということです。
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