衰退都市No1とささやかれる熊本・天草市牛深の地。
昔は色の街として賑わっていた歴史があり、今でも面影が残るこの街で夫婦でウツボ屋を営んでいる羽山晃司(ブラザートム)と弓枝(大竹しのぶ)。娘は熊本の大学へと進学し今は夫婦2人仲良く暮らしている日々。街では近頃、築100年を誇る元遊郭の「三浦屋」解体話が持ち上がっていた。
ある夜、弓枝は夢の中で遊女たちに「三浦屋」へと導かれ目を覚ます。夢の意味とは、、、?
この街は女が増えれば男が元気になる!弓枝は地元の仲間と元遊郭「三浦屋」を改装し料亭を始める事を決意する。そこで都会から田舎へ移住したい女性を募ったところ、個性豊かな女達がそれぞれの「シガラミ」を背負って集まってきた。天草の新鮮な食材を使い、都会の女性達が接客する料亭は地元でもたちまち話題になる。しかし好調なのも束の間、女性達の争いが勃発。家族の為、地域の為に追い込まれた弓枝は「一肌脱ぐ」。一風変わった地域活性化プロジェクト。

元遊郭を料亭に!主婦が芸者に!?どうなる衰退都市No1とささやかれる天草市・牛深、、、、。
過疎地となりつつある街に、彼女達がもたらしたものとは。
隣人たちの支えによって不器用にぶつかりながら家族と街が一つになっていく。
生きるために大切なことはすべて、家族を超えた人々のつながりの中にあった。