野田改造内閣の爆弾は2人の田中
2012年10月06日 11時00分
早くも問責候補になった。野田改造内閣が船出したばかりというのに、さっそく“爆弾”が見つかってしまった。民主党関係者は「2人の田中が危ない」と指摘。田中真紀子文科相(68)と田中慶秋法相(74)のことだ。真紀子氏には暴走の心配があり、慶秋氏には過去の傷が再浮上しかねない。
真紀子氏はすでに物議をかもしている。政府のエネルギー政策について「矛盾している」と発言し、いきなりの閣内不一致だった。藤村修官房長官(62)は2日になって「全員が金太郎あめの発言をするのはおかしい」とフォローに追われ、前途多難なムード。また、真紀子氏は職員へのあいさつで「役所と対立しようとは思っていません。いつぞやはたまたま運が悪かった」と外相時代の暴走を運のせいにした。
民主党関係者は「真紀子氏のよくない点は周りに人がいないことです。秘書の数も少ない。たまに地元から手伝いに来るぐらい。誰も田中事務所の秘書はやりたくないですからね」と真紀子氏の弱点を指摘する。支える人がいないとなると暴走の可能性は高くなる。
一方の慶秋氏について「もういい年だというのに、これまで大臣をやってこなかったということは、それなりの理由があるんですよ。例えばリクルートとか…」と若手秘書が明かす。民社党時代に、リクルート事件で名前が挙がったことがあった。この件は昔のこととはいえ「ほかにも何かあるのでは」と野党に探られている。
また、ベテラン秘書は「党内では民社系グループの会長を務めている。まとまりはあるので代表選となればキーマンになる。ただし、いつも中間派だといって結局、勝ち馬に乗りがち。信念がみられない」と話す。
前出の民主党関係者は「2人の田中が問責候補ですね」とこぼした。
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