わーん、街で偶然アイドルを見かけたから急いでカメラのシャッター切ったら案の定ピンぼけして、どこかのおばちゃんみたいに見えるわーっ! 街の名前が書かれた看板の字すらボケすぎて何がなんだかわからんわーっ! これじゃ何の証拠にもならへんやーんっ!!
そんなアナタの切実なお悩みが近々解消されるかもしれないから、ピンぼけデータもしっかり保存しておくといいかもしれぬぞ。
というのも、ピントや手ぶれなどでぼやけている写真を修復してくれるプログラム「SmartDeblur」がプログラマーVladimir Yuzhikov氏によって開発されたというのである。
例えばピンぼけした風景の元画像と、処理後の画像を見てみると、その差は歴然! それまで何がなんだか区別できなかったボケボケの風景が、プログラムの処理を施した後は、窓の形やボートの数などが判別できるほどになっているのだ。これはマジですごい。巷ではカメラの専門家なども「魔法のようだ」と驚愕しているというくらいすごい。
もちろん文字もしかり。まったく読めなかったボケボケの文字が、読めるくらいにまで修復されるのだ。これを使えば、街でアイドルを見て急いでシャッターを切ったボケボケ画像も修復されて、友人に自慢できちゃうのだ。スゴイだろ!
え? どんな仕組みかって? 彼のサイトでは、プログラムのための難しい計算式などがズラズラと書かれて公開されているのだが、残念ながら記者には解読不能である。申し訳ない。詳しい仕組みを知りたい方は、プログラムに詳しい方にでも聞いてみると良いかもしれない。
今の段階では完全にクリアな画像に修復されるわけではないが、より開発がすすめば、最初からピンぼけなどなかったかのような美しい画像に修復されることも夢ではないはずだ。
参照元: http://yuzhikov.com
▼色々な法則があるようです
▼このピンぼけ具合も…
▼このとおり! 修復された!
▼処理中の画面
▼文字も、ほーら、読めるようになった!
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