天使のような笑顔で、周りの大人たちに癒しをもたらす赤ちゃん。しかしその赤ちゃんだって、悪い顔ができるのをみなさんご存知だろうか?

それを証明する大会がネットで開催された。育児ブログ「Mommy Shorts」が開催したその大会は、2012年の最も邪悪な赤ちゃんを決めるというもので、今年で2年目を迎えている。

今大会には、300枚以上もの赤ちゃん写真が親たちから投稿され、ブログ運営者Ilana Wilesさんがその中から32名のファイナリストを選び出した。大会はトーナメント形式を採用しており、試合の進行方法は以下の通りである。
 
【試合の進め方】
1.「どっちの赤ちゃんが、泣き顔を見るために他の赤ちゃんの毛布を盗みそう?」、「どっちの子どもが、ホラー映画『パラノーマル・アクティビティ4』に出演しそう?」などのお題に沿って、ブログ読者に投票してもらう
2.票を多く得たほうが勝者
 
そしてこのトーナメントの結果、ついに2012年・最も邪悪な赤ちゃんが決定した。その栄えあるチャンピオンに輝いたのは、女の子のKadenceちゃん! Kadenceちゃんは写真のなかで、こっちを睨(にら)みつけながらそれはもう悪い顔をしており、大の大人でも後ずさりしてしまうほどの迫力を持っている。

彼女には、優勝賞品として子ども用品ギフトカード100ドル分などが贈呈されており、両親もこの優勝をとても誇りに思っているとのこと。ちなみに、今大会の主催者Wilesさんは、赤ちゃんたちの悪い顔について次のように語っている。

「寝るのを嫌がったり、金魚型クラッカーが壊されたことに怒ったりする赤ちゃんの楽しい一面が見られるのは、親にとって大切な思い出の一部です」

子どもには、その時にしか見られない表情というものがある。みなさんも自分の子どもの表情ひとつひとつを楽しみ、そして心に刻みながら、かけがえのない子どもとの時間を過ごしてみてはいかがだろうか?

参照元:Mommy Shorts, Daily Mail, Huffington Post(英文), YouTube/anaeve24

▼大会のプロモーション動画

▼32名の大会ファイナリスト。出場者の年齢層は0歳から5歳

▼大会トーナメント表

▼例えばこのように試合は進められた
テーマ「どっちの赤ちゃんが、泣き顔を見るために他の赤ちゃんの毛布を盗みそう?」
この場合、Ryderが僅差で勝利!

▼大会は着々と進められ……

▼2012年優勝者はKadenceちゃんに決定!
大会主催者Wilesさんのコメント「もしKadenceちゃんが私の子どもだったら、Kadenceちゃんを私が行くところ全てに連れて行き、必要に応じてそのにらみを使いたいと思います」