機械
住友精密とJAXA、H2Aジャイロの価格を100分の1に−MEMS活用
掲載日 2012年10月29日
住友精密工業は宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で、国産基幹ロケット「H2A」向けとして従来の光学式に比べて価格を100分の1に抑えた機械式ジャイロを開発する。ロケットの航行位置などを検出する装置で、日本が得意とする微小電気機械システム(MEMS)を使い、現行の機械式に比べ精度誤差を10分の1以下にする。ロケットには高精度な光学式が搭載されているが、光学式と遜色なく、価格の安い機械式が実用化されれば、“主役の座”がとって代わる可能性もある。
JAXAは今回の機械式ジャイロの開発費として12年度に1000万円、13、14の両年度は2000万円ずつ支援する予定。2015年度の実用化を目指し、人工衛星や地震観測などの方位精度を必要とする分野への利用も目指す。
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