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政治
【主張】与党の補選敗北 首相の逃げが不信高めた
自民党にとっては、安倍晋三総裁の就任まもない国政選挙を「政権交代の前哨戦」と位置づけてきただけに、追い風となろう。
29日召集の臨時国会で、自民党は予算委員会での質疑を中心に野田政権の問題点を追及する。首相が年内解散を明示していない段階でも、審議拒否は行わないとの方針に転じたためだ。
だが、参院では首相の所信表明演説聴取や各党代表質問を行わないなど、冒頭から正常とはいえない国会運営になりそうだ。
審議に応じる以上、現政権の問題点をただすだけでなく、政権の受け皿となる政策を提示し、信頼感を高めてほしい。
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