できごとスピーシー側が争う姿勢 スポーツ賭博投資返還訴訟2012.9.20 11:06

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できごと

スピーシー側が争う姿勢 スポーツ賭博投資返還訴訟

2012.9.20 11:06

 海外のスポーツ賭博への投資による多額の配当をうたい、出資金を集めていた投資会社「スピーシー」(大阪市)が出資者への配当を取りやめ、解約や返金に応じていない問題で、京都や福岡などの出資者が同社に出資金の返還を求めた訴訟の第1回口頭弁論が20日、京都地裁(大島雅弘裁判官)であった。同社側は答弁書で請求棄却を求め争う姿勢を示した。

 訴状などによると、原告19人は平成23年12月~今年5月、英ブックメーカーを利用した投資をすれば「確実にもうかる」などとうたった同社に計約4300万円を出資したが、期限を過ぎても返済がないなどとしている。

 原告代理人の弁護士によると、同社をめぐる出資者は全国に広がり、出資金は400億円に上る可能性があるという。今年8月には東京や大阪の出資者が、同社や同社幹部らに計約2億9千万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こしている。

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