できごとスポーツ賭博配当中止問題 3600万円返還求め提訴2012.8.2 13:17

  • [PR]

できごと

スポーツ賭博配当中止問題 3600万円返還求め提訴

2012.8.2 13:17

 海外のスポーツ賭博に投資すれば多額の配当を得られるとうたい、多額の出資金を集めていた投資会社「スピーシー」(大阪市)が出資者への配当を取りやめ、解約・返金にも応じていない問題で、京都府内の出資者9人がス社と関連2社に出資金計3600万円の返還を求めて京都地裁に提訴していたことが2日、分かった。

 原告代理人の弁護士や訴状などによると、原告9人は平成22年2月~24年5月、計3600万円を出資したが、返済期日を迎えたり、ス社に返還請求したりしても元本が戻らず、配当は今年5月分から滞っている。

 ス社の出資者は全国約6千の個人・法人で、集めた出資金は少なくとも300億円以上に上るとみられ、関東の出資者ら約30人も出資金の返還を求めて東京地裁への集団提訴を準備している。

 訴状などによると、ス社は英国政府公認の賭け業者「ブックメーカー」がそれぞれ異なる賭けの倍率(オッズ)を提示している点を利用。「分散して賭ければ必ず利益が出る」「100%リスクのない投資法」などと強調し、一口100万円の出資で月5%の高額配当を約束していたという。

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2012 The Sankei Shimbun & Sankei Digital