独身女性から見る子持ちの主婦は可哀想?
「独身女性からみた専業主婦って…」
相談者さんは結婚後に以前より太ったり、ファッションやメイクに気合が入らなくなったそうですが、本人は特に不幸とは感じていません。しかし独身の女友達に会う度に、外見のダメ出しを受けたり、可哀想がられるそう。「独身女性からみたら、専業主婦の子持ちって可哀想なんでしょうか?」という相談です。
■「幸せの価値観」は自分で決める
今回の相談では、相談者さんが自分に自信を持ちきれていない面も見え隠れしていました。
RoseMoon33さんからは、「幸せのかたちや価値観は、回りに言われて決まるものではありません。当人が幸せだと感じているなら、それが全てです」という「幸せの価値観」へのアドバイスも。
独身女性と子持ちの主婦のケースのように、自分がまだ経験していない立場の環境や価値観は、どうしても想像しにくいもの。相談者さんは自分の容姿の優先順位が以前より下がっていますが、独身女性にとっては1番大切とも言えます。
この喰い違いを防ぐために、まずは自分の幸せの価値観をはっきりさせること。それを形にした幸せな自分に自信を持ち、堂々とした態度でいることが大切です。少し容姿が変わったとしても、幸せそうなら友達も心配はしないでしょう。
■本当の友達ではなかった…
そもそも「本当の友達ではなかった」という意見が、実は1番多く見られました。
「友達ならば、相手の生き方にそのようなイチャモンをつけるようなことはしないのではないでしょうか?」(akaimomoさん)
子供が1歳未満といえば、自分の身なりにはそこまで時間を割けない時期。子育ての大変さを想像せずにただ容姿をダメ出ししたり、一方的に可哀想がるのは、友達としては筋違いの言動と言えます。
kumaloveさんが「人は環境に変化があれば自分の中の価値観が変わるのが当然」というように、ライフステージによって生活の優先順位や人生の価値観は変わります。相手の変化に気付かず、一方的な自分の価値観を押し付けてしまうと、女の友情は続きにくくなってしまいます。
ライフステージが違っても友情が続くポイントを、お二方が教えてくれました。
「自分以外の立場の人を自分の価値観のみで否定しないという、想像力と理解力」(boss301さん)
「互いに違う人生を歩む相手に配慮し、認め、何かあったときに支えになってあげたいと思い合うことが出来るのが友達だと思います」(akaimomoさん)
独身・既婚・子持ち・シングルマザーなど、特にアラサー以降は生き方も人それぞれ、多種多様になってきます。自分とは違う生き方を選んだ友人の価値観を理解しようと努めることが、いつまでも友情をキープさせる秘訣と言えるでしょう。
宮野茉莉子(Miyano Mariko)
すべてのトピックスをみる - livedoor トップページ