維新・みんな、11月までに共通政策策定 |
合併に向けた協議も |
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日本維新の会とみんなの党は次の衆議院議員選挙に向け、来月下旬までに共通政策を策定することで一致しました。
【みんなの党江田憲司幹事長】
「基本政策についてしっかりと議論をさせていただいて一致点を見出していけたらと思います」
日本維新の会とみんなの党の幹部は26日午後、大阪市内で次の衆議院議員選挙に向けた政策協議をおこない、来月中に連携に向けた共通政策の取りまとめを目指す事で合意しました。
また、日本維新の会代表の橋下市長は合併を検討する考えも示しました。
【橋下徹大阪市長】
「政策協議をして一致させるかどうかをとことんまで議論する、その後はお互いに解党して新しいものを作りましょうとなれば話が進む」
日本維新の会は今後石原東京都知事が作る新党とも協議を進めることにしています。
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2012/10/27 8:17:
更新) |
垂水で衝突事故男女2人が死亡 |
死亡したのは愛知県から愛媛県に向かっていた2人とみられる |
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26日夕方、神戸市垂水区の国道で乗用車とトレーラーが正面衝突する事故があり、乗用車に乗っていた高齢の夫婦とみられる男女2人が死亡しました。
午後4時50分ごろ、神戸市垂水区塩屋町1丁目の国道2号線で、トレーラーと普通乗用車が正面衝突しました。
この事故で乗用車を運転していた男性と助手席に乗っていた女性が死亡しました。
車のナンバーなどから2人は愛知県内に住む82歳の夫と75歳の妻とみられています。
トレーラーの運転手にけがはありませんでした。
現場の状況などから、トレーラーの反対車線を走っていた乗用車が、中央線を乗り越えて突っ込んだとみられます。
現場はゆるやかなカーブですが、乗用車がスリップしたような跡やブレーキをかけた跡はなく、警察が事故原因を調べています。
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2012/10/27 8:16:
更新) |
放火男を逮捕「10件以上やった」 |
相次ぐ放火事件に関与か? |
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大阪府八尾市の無職の男が放火の疑いで逮捕されました。
八尾市と周辺では不審火が相次いでいて、男は「10件以上やった」と供述しています。
非現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは大阪府八尾市の無職永峰崇容疑者(42)です。
警察の調べによりますと永峰容疑者は今月14日、八尾市内の農具小屋に放火し、全焼させた疑いがもたれています。
八尾市や東大阪市などでは先月から半径4キロの範囲で空き家などが燃える不審火が16件相次いでいました。
警察はこれらの現場近くの防犯カメラに映った犯人によく似た永峰容疑者を見つけ、26日、事情を聴いたところ犯行を認めたため、逮捕しました。
永峰容疑者は「10件以上やった。仕事が見つからずイライラし100円ライターで火をつけた」と供述していて、警察は連続放火の疑いが強いとみて余罪を追及する方針です。
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2012/10/27 8:16:
更新) |
尼崎連続死体遺棄 角田美代子被告の自宅マンションを殺人容疑で捜索 |
”事件の舞台”の捜索で全容解明の一歩となるか |
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兵庫県尼崎市の住宅で男女3人の遺体が見つかった事件で、警察は、一時3人と同居していた女の自宅を家宅捜索しました。
容疑は「殺人」です。
【記者】
「午前9時10分です。兵庫県警の捜査員がマンションに家宅捜索が入ります」
捜索が行われたのは、マンション最上階にある角田美代子被告(64)の自宅。
尼崎市の住宅の床下から遺体で見つかった谷本隆さん(68)、仲島茉莉子さん(29)安藤みつゑさん(71)の3人は一時、ここで角田被告らと集団で生活していました。
角田被告の関係者は「数人に暴行を加えた」と証言していることから、警察は、3人がこの部屋で暴行を受けて殺害された疑いがあるとみて、殺人容疑で家宅捜索に踏み切りました。
角田被告の周辺では、ほかに5人が行方不明ですが、そのうちの1人、橋本次郎さんの親族がマンションでの暴行の様子を語りました。
【橋本さんの親族】
「みんなどついたり蹴ったりして、飯も食わさんとトイレも行かさんと、裸にして水を掛けたりするんや。(橋本さんは)『あんな水掛けられたら寒いどころじゃあれへん。死んでしまうがな。先に逃げな』と(言っていた)」
橋本さんは、熊本や東京に逃げ出しましたが、角田被告らがしつこく追跡し、連れ戻されていたということです。
【橋本さんの親族】
「どっからか情報が入るんやろうな。地図見て、『だいたいこのへんにおるわ』って(手分けして)2、3人ずつあちこち探し回る。パチンコ屋やスーパー、人の集まるところ行ってな、写真持って。(橋本さんは)2回か3回逃げてるけどな、そのたびに連れ戻されて怒られるんやけど、帰ってからが大変や」
橋本さんについて、角田被告の関係者は、「尼崎市内の貸倉庫でドラム缶にコンクリート詰めにされた」と証言していて、警察は26日、関係先としてこの貸倉庫も捜索しました。
また、関係者は「岡山県の海に捨てた」とも証言していることから、警察は、来週にも岡山県の海を捜索する方針です。
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2012/10/26 19:44
更新) |
日本維新の会がみんなの党と本格的な政策協議 |
「第三極」の結集は実現するか |
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既存の政党に対抗する「第三極」の結集は実現するのでしょうか。
日本維新の会は、大阪市内で、次の衆議院選挙に向けて、みんなの党と本格的な政策協議を行いました。
政策協議には、日本維新の会の松井一郎幹事長と浅田均政調会長、みんなの党の江田憲司幹事長と浅尾慶一郎政調会長が出席しました。
日本維新の会は、連携の条件に政策の一致を掲げていて、みんなの党と消費税や原発問題、TPPへの賛否などの基本政策について話し合ったとみられます。
日本維新の会が発足する前のことし8月、橋下徹大阪市長がみんなの党の渡辺喜美代表に、解党を迫ったため両党の合流協議はいったん物別れに終わっていました。
【日本維新の会・橋下徹代表】
「政策を一致させて本当に一緒になれるなら、連携じゃなくそれぞれの党を解党してひとつにまとまったらいい。ひとつにまとまったとき、意見が違う人がバラバラなら今の民主党と変わらない。だから政策の一致にこだわる」
日本維新の会は、東京都の石原知事が旗揚げする新党とも政策協議を行い、民主党や自民党に対抗する第三極勢力の結集を模索する方針です。
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2012/10/26 19:44
更新) |
3ヶ月の闘病も・・・桑名正博さん亡くなる |
回復の祈りは届かず |
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今年7月に脳幹出血で倒れ闘病生活を続けていた歌手の桑名正博さん(59)が、入院先の病院で呼吸不全のため亡くなりました。
所属事務所によりますと、桑名正博さんは、大阪市住之江区の病院で、26日午前11時40分過ぎ、呼吸不全のため亡くなりました。
59歳でした。
桑名さんは、今年7月に大阪市内の自宅で脳幹出血で倒れた後、住之江区の病院に入院し、闘病生活を続けていました。
桑名さんは、1972年にデビューした大阪市出身の歌手で、1979年に発表した「セクシャルバイオレットNo.1」などのヒット曲で知られます。
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2012/10/26 19:43
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iPS細胞使った臨床研究申請 安全な「心筋分化」の手法開発も |
iPS細胞活用へ第一歩 |
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iPS細胞の活用が大きく進もうとしています。
実現すれば世界初となるiPS細胞を使った臨床研究の手続きが始まる一方、心臓移植に使う安全な細胞の開発方法が発表されました。
神戸市の理化学研究所の高橋正代プロジェクトリーダーは、高齢者に多い目の病気、「加齢黄斑変性」の治療のためにiPS細胞で作った網膜を移植する臨床研究を、研究所内の倫理委員会に申請しました。
連携する医療機関も倫理委員会に申請し、それぞれの委員会の承認を得てその後の厚生労働省の審査を通過すれば、来年度にも世界で初めてとなるiPS細胞を使った臨床研究が実現することになります。
また、京都大学の中辻憲夫教授のグループは、独自の化合物を使ってiPS細胞を「心筋細胞」に変える方法を開発したと発表しました。
従来の「心筋細胞」は、感染リスクが高いうえ高額でしたが、この方法で両方の課題が解決されるということで、将来、再生医療での幅広い活用が期待されます。
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2012/10/26 19:43
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JR歴代3社長の裁判に山崎元社長が出廷 「安全のコストカットの指示なかった」 |
強制起訴された歴代3社長 |
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JR福知山線脱線事故の責任を問われて強制起訴された歴代3社長の裁判に、無罪が確定した元社長が出廷し「井手元社長から安全対策についてのコストカットを求められたことはない」と述べました。
業務上過失致死傷の罪に問われているのは、井手正敬被告(77)らJR西日本の元社長3人です。
3人は、乗客106人が死亡した2005年4月のJR福知山線脱線事故で、現場カーブの危険性を予測できたにも関わらず、ATS=自動列車停止装置を設置させなかったとして強制起訴されました。
26日は、同じ事故の裁判で「危険の認識はなかった」として無罪が確定した山崎正夫元社長(69)が証人として法廷に立ちました。
【事故で次男を亡くした、上田弘志さんは】
「当時、どういうところに問題があってこういう事故が起きてしまったのかということをはっきりと述べて欲しいなと思うんです」
26日の裁判で指定弁護士から当時のJRの安全対策について問われた山崎元社長は「コストの削減は求められていたが、安全への投資削減について井手被告から直接指示を受けたことはない」と述べました。
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2012/10/26 19:28
更新) |
角田美代子被告の自宅を殺人容疑で捜索 |
関係者「部屋で数人に暴行を加えた」 |
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兵庫県尼崎市の連続死体遺棄事件で、警察は殺人の疑いで、角田美代子被告の自宅マンションなどを家宅捜索しています。
捜索は午前9時過ぎに始まりました。数十人の住民が見守り現場は騒然とした雰囲気となっています。
この連続死体遺棄事件は最大の焦点である殺人容疑での立件に向け大きな局面を迎えています。
捜索が行われているのは、マンション最上階にある角田被告の自宅で、尼崎市の住宅で遺体で見つかった3人はここで同居していました。
また、角田被告の関係者も「数人に暴行を加えた」と証言しています。
このため、警察は3人がこの部屋で殺害された疑いがあるとみて家宅捜索に踏み切りました。
角田被告の周辺ではほかに5人が行方不明ですが、警察はそのうちの一人がドラム缶にコンクリート詰めにされた場所とみられる貸倉庫についても関係先として捜索しています。
一方、行方不明の男性が逃げ出した際、角田被告らはしつこく追跡していたことが関係者の話で分かりました。
【追跡に参加させられた人】
「どっからか情報が入るんやろうな。地図見て、『だいたいこのへんにおるわ』って(手分けして)2、3人ずつあちこち探し回る。パチンコ屋やスーパー、人の集まるところ行ってな、写真持って」
今後、警察は行方不明者の一人がドラム缶に入れられ遺棄されたとされる岡山県内の海を早ければ来週にも捜索する方針です。
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2012/10/26 12:20
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男性2人殺傷の疑いで知人の男を逮捕 |
杉本容疑者「以前からトラブルがあった」 |
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きのう夜、大阪府和泉市で男性2人が刃物で刺され1人が死亡した事件で、警察は殺人などの疑いで49歳の男を逮捕しました。
殺人などの疑いで逮捕されたのは、大阪市平野区の無職・杉本太郎容疑者(49)です。
警察の調べによりますと、杉本容疑者はきのう午後11時45分ごろ、和泉市和田町の岡和生さん(53)の胸を刺し殺害した疑いがもたれています。
また、一緒にいた岡さんの弟の茂利さん(51)は右腕を切られ軽傷です。
杉本容疑者は事件のおよそ50分後、「人を刺した」と大阪府北堺警察署に出頭し逮捕されました。
警察の調べに対し杉本容疑者は、「以前からトラブルがあって刺した」と容疑を認めていて、警察は事件の経緯などを、詳しく調べています。
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2012/10/26 12:21
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中国陶磁名品展 |
名品125点が展示 |
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兵庫県篠山市の美術館では中国の陶磁器の名品を集めた展示会が開かれています。
渦巻の模様が描かれたこの「彩陶渦文双耳壺」は、約4500年前に作られたものです。
篠山市の美術館では日中国交正常化40周年を記念し、紀元前2500年ころから18世紀までに作られた中国陶磁器の名品125点が展示されています。
会場では中国陶磁器の歴史を振り返りながら作風や特徴の違いを楽しむことができます。この展示会は11月25日まで開かれています。
「東京富士美術館所蔵 中国陶器名品展」
・11月25日まで
・兵庫陶芸美術館にて
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2012/10/26 15:08
更新) |
出石焼の干支づくり |
透き通るように白いヘビ |
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兵庫県豊岡市の出石焼の窯元では来年の干支であるヘビの置物づくりが、最盛期を迎えています。
豊岡市出石町の窯元ではヘビの形に型取りをした粘土に職人が手作業で目を入れていきます。
江戸時代から始まった出石焼は透き通るような白さが特徴です。
粘土を素焼きにしたあと、薬を塗って1300度の高温で焼くと出石焼らしい白さが出てきます。
来年の干支であるヘビの置物は可愛らしいものに仕上がりました。
このヘビ置物は地元の直売店で販売されるほか、注文に応じて出荷されるということです。
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2012/10/26 12:22
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iPS細胞から安全・高効率に「心筋分化」 |
京都大学の研究グループは、ヒトのiPS細胞などの「万能細胞」から心臓病の治療に使う「心筋細胞」を安全で効率よく作る方法を開発したと発表しました。
研究成果を発表したのは、京都大学の中辻憲夫教授のグループです。
心臓病の治療に必要な「心筋細胞」は、これまでの製造方法では感染症のリスクが高く、成功率も最大60%で、高額の費用がかかるなどの課題がありました。
中辻教授らは「KY02111」という独自の化合物を使ってヒトのES細胞とiPS細胞を感染症のリスクの低い「心筋細胞」に変える方法の開発に成功しました。
この方法なら、成功率が最大98%に向上し、費用も大幅に抑えられるということです。
この研究成果は将来、移植手術など再生医療の分野でも幅広い活用が期待されるということです。
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2012/10/26 12:05
更新) |