Dicaption 字幕調整方法

字幕位置調整方法

当ソフトは動画再生位置と字幕開始位置の同期を取りながら表示しています
srt字幕には字幕を表示する時間が記録されていてその値を利用していますがそれが動画とズレることがあります
1,しゃべってるセリフと表示されてる字幕が違う
2,一時停止する位置がセリフの言い終わりではない
3,1文戻すでセリフの言い始めから始まらない
以上の時字幕位置調整が必要になります
調整する優先順位は上記の番号通りです
まずセリフと表示字幕が違うなら該当字幕を表示し、一時停止位置をセリフ終わりに合わせてから(手法は以下に示す①~⑤の機能から適切なものを使ってください
↑もしくはbackspaceにて1文戻してみてセリフ始まりでなければ設定の「1文戻る時指定ミリ秒余分に巻き戻す」の値を設定してください
一度合わせても進むにつれてズレが出てくる場合もあります
その場合は下記の②③④の手法で適宜合わせてください


①字幕管理で調整
字幕>字幕一覧で字幕一覧を表示します
動画から流れてきたセリフの特徴的な単語を検索し、現在の動画位置の字幕を探してください
セリフしゃべりだす直前で合わせる場合、セリフの直前で一時停止し、あわせたい字幕を右クリックし同期するとしてください
セリフがしゃべり終わりで合わせる場合、セリフを話し終わったところで一時停止し、しゃべった字幕の次の行(*などが書いてある行)を選択し、、選択字幕と同期するとしてください


②表示字幕内調整
現在表示されている字幕の始まりか終わりと現在再生位置を合わせる場合
セリフ頭と現在位置を合わせる場合、メニュー>調整>表示字幕のセリフ始まりに現在位置を合わせる か alt+↑
セリフ終わりと現在位置を合わせる場合、メニュー>調整>表示字幕のセリフ終わりに現在位置を合わせるを選択 か alt+↓
(字幕は真ん中の大きい文字で表示されているディクテーション用字幕が対象です)


③Alt+クリックで調整(有料)
単語・文字単位で推測調整する場合
現在動画でしゃべっている単語や文字をaltを押しながらクリックしてください
文字数から現在位置を推測し調整します
文章の始まり終わりに近い方が誤差が少なくなるかもしれません
alt+クリックは大きい文字のメイン字幕と小さい文字の前後の字幕共に有効です


④0.5秒ずつ微調整
メニューの調整>字幕早い、字幕遅い、もしくは
alt+←、alt+→にて0.5秒づつ微調整できます
セリフが終わる前に一時停止してしまう場合、進むイメージでalt+→にて適量調整してください
矢印の方向の覚え方は動画を動かさずに、字幕を戻す←、字幕を進める→というイメージです


⑤字幕指定調整
秒数を数字で指定して字幕調整します
DVDでの頭のロゴ部分などを飛ばしたいときに30秒など指定してあわせてください


字幕の調整秒数はステータスバーに表示されます
一時停止した状態だと位置調整しやすいと思います
フォーカスバーも表示すると字幕調整が直感的にわかるかと思います


字幕が大きくずれている場合は①
表示されている範囲の字幕のズレは②
少しづつ字幕がズレる場合は③
調整後の微調整は④
DVDのロゴを飛ばしたいときは⑤
という具合に使ってください


ディクテーションフィルタがかかっていて字幕をあわせようにも字幕が見えないと言った場合
\ボタン(右下の「ろ」ボタン)を押している間字幕表示出来ます
字幕合わせ用に表示して合わせてください
ディクテーションするのに字幕を見たくないというストイックな方も居ると思いますが
もし文章を見てそれを覚えたならそれが英語学習になっているはずです


当方の確認したところDVDより動画ファイルの方が字幕がずれません


動画ファイルを利用する場合の調整方法

大体うまく行きます


DVDを利用する場合の調整方法

あるセリフがしゃべり終わりステータスバーの現在位置が一つ変化した時点(0.5秒数値が進んだ時点)で一時停止します
そのセリフ終わりを合わせます
その後一つ字幕を巻き戻してみると始まって欲しいセリフ位置から遅れて動画が始まることがあると思います
そのときはどのくらい遅れてるかを予測しオプションの余分に巻き戻す値を設定します(2000msくらいに設定し減らしていくといいかもしれません)
確認して再び巻き戻して適切な巻き戻し時間を設定してください

数字キーの1や2を押すと1文+1秒(+2秒)戻せます
どのくらい余分に戻すのかの参考になると思います

【DVDを利用する場合の注意点】

DVD再生はWMPの仕様上、再生時間が0.5秒刻みにしかとれません
そのため少し荒い動きをしますのでご了承ください
DVDの場合1文戻る、1文進むにタイムラグが発生することがあります
文末で一時停止するように字幕位置をあわせてから
オプションの余分に巻き戻すで適切な位置に戻るくらいの秒数余分に戻す設定をしてください
当方の環境ですと2000ミリ秒くらい余分に巻き戻しますとちょうどセリフ始まりに合わせられますが
PCやDVDによっても違いがあるようです
1-9の数字キーをつかって適切な秒数戻して繰り返し聞くやり方も利用できます

表示字幕のみ調整

上記の字幕合わせは全て字幕の時間を全体的にずらす機能です
他の字幕位置には影響なく現在の字幕のみずらしたい場合はalt+,もしくはalt+.を使用してください
alt+,は表示字幕のセリフ始まりのみ前にずらしalt+.は表示字幕のセリフ終わりのみ後にずらします(0.5秒単位
,.は<>キーですからショートカットを当てました
この字幕調整は、字幕保存や字幕出力で採用されます

先の字幕のみ調整

設定の表示字幕から先のみ調整にチェックを入れた場合、表示字幕から後の字幕のみの位置調整を行うようになります
これにチェックを入れ、前から順にディクテーションを進めていくと字幕が終わった時点で全ての字幕の調整があった状態になります
字幕保存でその状態を保存すれば、2週目以降が楽になります