あいかわらず「生涯で受ける線量は0.37μSv」とか「検出限界をわずかに超える20~30Bq/L」等の
大したことのないような印象を与える表現が鼻につきます。
この場末のような私のBlogにたどりつく方は、むしろしっかりと情報をお持ちの方ばかりだと思うけれど
今さらではありますが一応、この尿検査結果を考える上で知っておきたいことを並べておきます。
チェルノブイリ膀胱炎・上皮内癌についての記述部分を抜き出し
慢性増殖性膀胱炎は、前癌状態の膀胱上皮変化と考えられます。
1.9×10^10Bq/km^2(1.9万Bq/km^2)とは、おおむね緑色のエリア以上の場所を指します。
※別にこの緑エリアだから下記の尿中セシウム排泄がおこるとは思いません。
あくまで地産地消や汚染地食べ物の摂取の結果と私は思っています。
◎尿中放射性セシウム濃度6.47Bq/L+-14.3Bq/L 上皮異形成発生頻度97% 上皮内癌67%
◎尿中放射性セシウム濃度1.23Bq/L+-1.01Bq/L 上皮異形成発生頻度83% 上皮内癌59%
◎尿中放射性セシウム濃度0.29Bq/L+-0.03Bq/L 上皮異形成発生頻度27% 上皮内癌 0% 資料では24時間尿ではあります。
※上皮異形成とは癌にはなってないけれど細胞核の形態に異常があるとか
まぁ、一種の前癌状態と言っていいのかな?といったもの。
もちろん異形成(軽度もあれば重度もある)があっても良性であったり消えちゃったりもアリ。
細胞診とか最近よくわからなくなってますので勘弁
+-14.3Bq/Lとか+-1.01Bq/Lとかひどすぎるダローとかいう意見は却下。
私の眼には左側の数字しか見えてないんですヨ!(`ε´)
まぁ、認められてる論文なのだろうからいいんでない?(テキトー)
そうなると、一関のたしか4歳児で尿中セシウム合算3Bq/L。
長期尿排泄になると危険だということになります。
(長期ってどのくらい?って聞かれても私には解りません。そういう所こそ専門家が答えるべきなのです!)
そして、上のNHK報道の「検出限界をわずかに超える20~30Bq/L」とか
もう尋常じゃない尿排泄量なんです!!
正直RHCなる検査機関のテキトー検査では全員不検出になると思ってた・・・。
でもって、良かったネ!とかいいかげんな安全宣言をするための罠だろうと。
でも、事態はかなり深刻です。
だって、尿中セシウム1.23Bq/L長期排泄でも中高年男性の59%が上皮内癌になる。
なのに6歳以下103人に、20~30Bq/Lとか、1歳児尿中187Bq/Lとか、
長期排泄で癌化に至ると思うけれども、もうありえない数字なのです。
上記資料は、前立腺疾患(たぶん癌を疑った肥大性疾患?)を患った人の切除ついでに
取れてきた膀胱を細胞診。
さらに尿も検査したものですから、中高年男性の結果です。
ようするに大人(けっこう高齢者?)でもセシウム食品を長期食べていたら膀胱癌になるよ!
という結果でもあります。
だから子供ならばなおさら危険なのかもしれない。
中高年男性で、長期尿中放射性セシウム排泄があるとして、
中年男の尿中放射性セシウム約0.3Bq/L以下なら大丈夫かもしれない。
中年男の尿中放射性セシウム約 1Bq/L以上なら危険かもしれない。
※3/2追記 子供尿検査の現状はこちらの「けいとうさぎ」さん
http://www.facebook.com/keitousagi
を参照ください。
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